俺のスカート、どこ行った？＃２ (ページ19)

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＿＿屋上＿＿

若林「あのクラスの人‥‥知り合いなの？」

東条「あのクラスの人？‥‥あぁ坂本？」

若林「違う‥‥」

東条「山上？」

東条「そう！山上愛理！」

若林を挟むように座る東条と西園。

『やまがみ‥‥あいり‥‥？』

東条「１組の人だよ。」

『へぇ』

東条「知り合いっていうか坂本と山上が仲良くて。
少し話したことあるから、ちょっと知ってるくらいだけど‥‥。」

若林「あぁ‥‥そっか」

東条「なに？」

『好きなんだって』

東条「え！？」

若林「るっ！？る、るる、る！！」

何食わぬ顔で息をするかのように暴露した西園。

そしてまた「る」を連呼し慌てる若林と、それを止める東条。

東条「え‥‥なに、マジ好きなの？え、蘭マジ？」

『うん』

若林「ち、違うよ！まだ好きとか‥‥」

『じゃあ好きになる予定の人らしい』

若林「ち、ちがっ！！」

東条「え、初対面だよね？(笑)」

若林「うん‥‥」

『一目惚れか』

ガチャと屋上に誰かが入って来た。

東条「お。のぶおじゃん」

原田「あらぁなに。東条も西園も菓子パァン？
ちょっと栄養のこと考えなさぁい」

東条「稲荷ばっか食ってる奴に言われたくねぇよ」

『それな』

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