俺のスカート、どこ行った？ (ページ39)

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世界史のテストを解いていく生徒達。

すると‥‥光岡が隣の席の茂木の解答用紙が見えている事に気付いた。

そのまま光岡はもともと書いておいた自分の解答を消し、茂木の解答を写し始めたのだ。

完全なるカンニング。

だが周りの生徒は自分の解答を書くので必死。

その中で一人。

後ろから光岡の行動を見てる奴がいたのだ。

明智「‥‥」

明智だった。

広田「そこまで！」

解答を集める一番後ろの席の西園。

光岡の解答を受け取る。

集める際に見えてしまう他人の解答。

『(不登校のわりには結構書いてあるな‥‥)』

西園は不思議に思い、光岡を見ると光岡と目が合う。

光岡「な、なに？西園」

『‥‥いや？別になにもない』

光岡「‥‥あっそ」

その二人の会話を見ていた明智。

そしてテストは終わった。

駒井「全然ダメだったぁー！！」

明智「どこがダメだったの？」

駒井「なにがダメだったか分からないぐらぁい！！」

「「「「(笑)」」」」

一之森「ほぼ全部じゃん！(笑)」

明智達がそんな会話をしている中、東条は荷物をまとめて帰ろうとしていた。

明智「ダッセェー(笑)」

牛久保「明智いつ勉強してんのぉー！マジぃ」

明智「普通に授業勉強しとけばわかるよっ！」

牛久保「わかるかっ！！」

東条はそんな明智達を見て、一人教室を出て行く。

駒井「教えてよ！！」

牛久保「お願いしますっ！！」

明智「やだよ！」

一之森「お願いします！」

花沢「お願いします！」

駒井「西園！！西園ォー！西園勉強教えてよぉー！！」

帰ろうとしていた西園にすがりつく駒井。

『なんでよ』

牛久保「明智がやだって言うんだよ～」

明智「授業聞いてればわかるもんなぁー？西園」

一之森「いや西園はいつも寝てんじゃん(笑)」

『‥‥まぁ、頑張れ駒井』

駒井にそれだけ言って教室を出て行く西園。

駒井「‥‥待って。俺頑張れる気がする」

牛久保「トキメイてんじゃねぇよ！！」

明智「しかももう終わりだから(笑)」

駒井「ノォォォォォオ！！」

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