俺のスカート、どこ行った？ (ページ31)

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原田「ふ～ん。東条あんがい熱いんだ」

若林「うん‥‥」

昼

若林と西園は屋上で原田といた。

原田「でも仲良いんでしょ？あいつら」

若林「仲良いよ！中学は同じサッカー部だったけど東条はケガで辞めた。
明智は‥‥‥‥‥‥ケガとかしてないけど辞めてたね。」

原田はお稲荷さん。

若林は黒のお弁当箱。

西園はコンビニのパン。

それぞれ、ご飯片手にそんな会話をしている。

原田「ふ～ん。部活やってたんだあいつら」

東条「明智が辞めたの東条は気に入らなかったみたい」

原田「明智はなんで辞めたの？」

若林の隣に座る、西園にそう聞く原田。

『‥‥』

原田「西園？」

『っ、え、なに』

原田「だからぁ、なんで明智は部活辞めたのって。あんた知ってるでしょ？」

『はっ。なんで』

原田「え？付き合ってんじゃないの？」

若林「えぇえ！？」

『付き合ってないから』

パンを一口頬張る西園。

原田「そうなの？てっきり付き合ってるのかと思った。
で？なんで辞めたの」

『知らない。飽きたんじゃないの？』

原田「なにそれ」

若林「でも僕も飽きたから辞めたって聞いたけど‥‥。
本当の理由はどうなんだろうね。わからないっ」

原田「辞めなきゃならなかったのかな～」

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