▽ ページ34
.
Nishizono.Side
秀一は何度も女装先生を殴る。
“絶対に気絶しない”って女装先生は言ってた。
でもさすがに‥‥しんどいはず。
顔ヤバイし。
それでも倒れては立ち上がって来る女装先生。
明智「なんで止めねぇんだよ‥‥！！お前俺より強ぇえだろ！？」
原田「うん」
明智「やり返してくれよ‥‥っ」
原田「やり返さないわよ‥‥！！約束したじゃない！
世の中には約束を守る大人もいるってことを、教えてんのよ！！！」
その言葉が秀一に響いたのかもしれない‥‥。
だって‥‥今にも泣きそうな顔してたから。
明智「さぁ、来いよ。明智。な。終わりなの？え、終わり？あたしまだイケるけど？
あっそ‥‥！じゃああたしの勝ちね、この賭け。
‥‥頼りたくないなんていっちょまえなこと言ってんじゃねぇよ。」
東条「全然俺ら頼りにならないけどさ‥‥。
‥‥家のこと相談されたらなんもできないかもだし‥‥。
でも‥‥俺らそんな信用ないかな‥‥？
気まずかったり色々あるかもしれなかったけどさ‥‥
俺は明智を信用してる。」
「だから信用してくれよ」って東条。
‥‥そんな風に思ってくれる人がいるって事‥‥もっと早く知るべきだったね‥‥秀一。
原田「ま、あたしの方が信用できるけどね」
女装先生がそう言ったら、秀一は女装先生を突き飛ばして、グッと柱を押し返すように飛び出していく。
そしてそのまま殴ろうとしたけど、あっさり止められた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「永瀬廉」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねむ
| 作成日時：2019年5月26日 10時
