【King&Prince】キンプリの最終兵器、純白ちゃん。 (ページ29)

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# Travis Japan ページ29

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6年前の2012年。

『 PLAYZONE'12 SONG & DANC'N。PARTII 』

出演のため振付師のトラヴィス・ペインによって

「 Travis Japan 」が結成された。

当時13歳だった私は、

ジャニーズ初の女でもあり

周りから距離を置かれていた。

『 ‥‥‥ 』

ｽﾀｯﾌ「みんないい人だから大丈夫だよ」

『 ‥‥‥はい』

13歳の若さで家族とも友達とも離れ離れになった私は、

性格が暗くなっていた。

地元で通っていた中学校も東京の学校に転校。

家もジャニーさんの家にお世話になっていた。

学校ではそれなりに上手く生活はできていたが、

このジャニーズ事務所では中々馴染めずにいた。

ジャニーさんから「仲良くね」なんて言われ

不安を抱えつつ、スタッフさんに案内された

部屋に入ると、男の人が何人かいた。

チラッと見た感じ全員、私よりも年上。

＿＿＿男の人の刺さるよう視線に私は

怖くなってスタッフさんの後ろに隠れた。

スタッフさんが「ほらAちゃん。自己紹介」と言って

私を男の人達の前に立たせた。

俯いたまま、自己紹介しようとしたけど、

声が上手く出なくて、喋らなきゃって

思えば思うほど声が出なかった。

すると目の前に誰かがしゃがんで、

私と視線を合わせてきた人がいた。

それが＿＿＿＿

「七五三掛龍也です。

柚木Aちゃんだよね？」

シメちゃんだった。

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