幸せ

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涼太side








A「涼太くーん！お待たせしました」


涼太「大丈夫、俺も今来たとこっ」


A「ほんと？よかった」





本当は早く会いたくて30分前くらいに来てたんだけどね



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A「ん〜、美味しい〜っ、久しぶりにハンバーグ食べた(笑)」


涼太「本当に美味しそうに食べるね(笑)」


A「だって美味しいもん、あ、就活準備進んでる？」


涼太「まぁまぁかな、夏休みはインターシップとかで忙しくなりそう」


A「そっか、こないだまで春休みだったのにもう夏休みだなんて……。」


涼太「大学生活、あっという間に終わるね(笑)」


A「辛すぎる……、涼太くん金融系だっけ？」


涼太「親が金融推しだからね(笑)俺もそっち系興味あるし」


A「金融か〜すごいなぁ」


涼太「Aちゃんは？」


A「私は、まだ何も…」


涼太「まぁ、まだ時間はあるからね、大丈夫だよ」


A「ありがと、直美はアパレル関係見てるって言ってた」


涼太「直美ちゃん、おしゃれだもんな〜」


A「亜嵐も頑張ってるみたいだね、…ちゃんと学校来てる？(笑)」






亜嵐くんの話になるとAちゃん、すごく切ない顔をする





涼太「最近、会ってないの？」


A「…連絡は頻繁にくるけどね(笑)」


涼太「そっか…、ちゃんと行ってるみたいだよ。昼飯だけでも付き合えってよく言ってくる(笑)」


A「亜嵐、寂しがり屋だからね(笑)ああ見えて実は誰よりも努力家だからさ、無理してないといいな…」


涼太「……そうだね」








Aちゃんは俺といても亜嵐くんのことばっかり考えてる




ねぇ、どうしたら俺のこと見てくれる？









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