episode60 ページ19
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コース料理もひと通り出尽くして、空腹だったお腹が満たされた。
お酒もだいぶ進んでみんなのテンションがおかしくなってきてる。
料理が出てきてる間は自分の席にいた優子だったけど、食べ終わってからまた藤ヶ谷さんたちの方に遊び行っちゃうし、 宮玉さんは2人の世界に入っちゃうしで話し相手がいないから、ひたすらカシスオレンジ飲むことしかできなくて、気づいたらでっかいグラス3杯くらい飲んでた。
アルコール感ないのもそれはそれで危ないわ…。
健永「Aちゃんおつかれさま！」
どこからともなくわたしの好きな声がして、 一瞬何もかもが固まって、それが解けた頃には目の前にわたしの好きな笑顔があった。
健永くんがグラスを持って優子の席に来てくれている。
わたしが一人でいるの察してくれた…？
必死に動揺を隠して正常を装う。
「おつかれさま！」
健永「二階堂がトイレ行って一人になっちゃって周り見てみたらAちゃんも一人っぽかったから来ちゃった！笑」
ほんとだ高嗣がいない。
なるほどぼっち仲間ってか…()
健永「Aちゃんそういえばお酒得意じゃなかったよね？大丈夫？？」
「ここのカシオレおいしくてさ、気づいたらめっちゃ飲んじゃってた(笑)」
健永「そうなの！ちょっと飲ませてよ！」
「えっ」
返事をする間もなく机に置いてたわたしのグラスを自分の口に持ってく健永くん。
えっ、ちょっと 待ってよ……ダメ………
健永「ほんとだおいしいこれ絶対アルコール入ってないじゃん！！ノンアルじゃない？」
「えっ、そ、そうなの？？ノンアルとかあるの？」
健永「あるよ！まあでも…」
「…なに？」
急に黙ってわたしの顔を見つめてくる。
目の前にいるだけで眩しいのに視線向けられると毎度のことながら刺激が強すぎるしんどい。
健永「Aちゃんの顔が真っ赤だから多分アルコール入ってるね！笑」
「うそ真っ赤になってる！？」
健永「うんリンゴみたい(笑)」
それは前からですかそれともあなたが視線を向けてからですか。
健永「それにしてもこれおいしいね！たまにはビールじゃなくてカクテルもいいかも！」
そう言ってまたわたしのカシオレを飲み出すからもうそろそろわたしのりんご顔から火吹き出すかもしれない。
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ななこ - ニカ千めちゃくちゃキュンキュンします！！続き楽しみに待ってます♪ (2020年5月1日 15時) (
レス) id: c80137a213 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - りりりさん» コメントありがとうございます！更新遅くなってしまい申し訳ないです(;_;)頑張って最後まで書き続けるのでこれからも読み続けていただけると嬉しいです♪ (2017年11月21日 16時) (レス) id: 7d31590396 (このIDを非表示/違反報告)
りりり - 更新待ってます！早く続きが読みたいです！ (2017年11月4日 0時) (レス) id: f628c30d07 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - するめいかさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しい限りです(;_;)できるだけ早く更新できるように努めますのでこれからもぜひ読みに来てください♪ (2017年10月15日 15時) (レス) id: 054a8a3c7f (このIDを非表示/違反報告)
するめいか(プロフ) - 毎回楽しみにしてます！！更新まってます！ (2017年10月12日 3時) (レス) id: 3574bf0e9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラムネ | 作成日時：2017年10月11日 20時
