＜完＞僕は使用人に恋をした【月山習】

５食目 ページ6

トーカ「あ、金木、コーヒー二つ」

金「え？あ、うん」


眼帯の男の子は金木と言うらしい



確かに……興味深い香りがするなぁ




コト…


金「ど、どうぞ……あんまり、自信ないんですけど…」


ははっと笑い、コーヒーを差し出す金木くん

月「ここには謙遜家が二人もいるねぇ」

あ「いただきまーす」

トーカ「(またスルー)」


私は一口、コーヒーをすする



あ「……greaaaaaaaaaaat!!!!!!」

金「うえっ!?」

月「WOW……」


あ「very delicious!!」

金「えっえぇ？」

月「カ、カルマーt」


あ「Wo kann ich diese kaffeebohnen gekauft!?(このコーヒー豆はどこで買いましたか!?)」

金「あ、あの……!」

月「ドイツ語…」


あ「Per favore!(教えてください！)」


金「あわわ…」

トーカ「すんげー女だな」

月「イタリア語…」

金「月山さん、分かりますか…？」


月「あぁ…


A、日本語を話そうか、Japanese please」

あ「？Japanese…oh!!sorry!!


ごめんなさい!!私つい……」

月「はははっ、まったく君は!!面白い！」


金「いえいえ、いいんですよ」




私としたことが…つい



多国語を使ってしまったァァァァ!!


金木くん戸惑ってるし…


あ「金木くん…あの、ごめんなさい…」


金「ううん、気にしないで、それより、何を聞きたかったの？」


あ「あ、このコーヒー豆をどこで買ったのか…教えてください……」


金「うん、じゃあ地図あげるね」



なんてこった…


なんて優しい青年だッッッッ!!

あ「習さまっ!!」


月「ん？なんだい？」



あ「金木くん、なかなか美味しそうですね…」




小声で言ってみる







月「あぁ、そう思うだろう？」


そのあと、私は地図をもらって、コーヒー豆を買って帰った








家に帰ったあと、どうなったか？

それは＿＿＿＿＿＿



次回をお楽しみに☆←

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