＜完＞僕は使用人に恋をした【月山習】

２６食目 ページ27

あ「すいません…」


松前「ったく…」




こってりしぼられた…


もうとんこつラーメンになるかと思った←



「Aー!!!!」



あ「ん？」


後ろから大きな声が聞こえる





叶「お前なにしてんだ!!バカ!!」




本日三度目のお説教の予感




叶「あれだけ一人では行動するなと言っただろう!!」



あ「ごめんなさい…」



叶「うっ…まぁ今回はいいとしてだな…!!」




あ、なんか優しい←





「あ、いた!!」





あ「へ？」


ジュリア「探してたのよ」



さっきから何回お説教されるんだろ



あ、この人は別か





ジュリア「貴女に聞きたいことがあるの」


あ「はい？」





ジュリア「その……どうして私を助けたの？」




あ「……どうして？」




ジュリア「だって私、昔…あんなに酷いことを…」



あ「……覚えてないからですよ、なにも」





松前「……A、部屋に戻ってなさい」

あ「はーい」




松前は何を考えてるのかな




私をこの場から避けたかったのかな





あ「はぁーあ、忘れるわけないけどなー」





歩きながら呟いた





あ、習さまに怒られないかな…




あんなに松前と叶に怒られて…





もうスライディング土下座とかしようかな←








あ「……眠い…」

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