Part17 ページ25
何気に足を踏み込んでしまった教室。
中には、棺桶が。
好奇心で近付いた棺桶。その棺桶が開き
中から出て来たのは…
?「ふぁぁ…陽の光は苦手じゃ…」
紅い目…。誰かに似てる…。
?「んん…?そこにおるのは、誰じゃ?」
み、見つかった…?どうしよう…。
?「別に取って喰いはせぬ。こちらに来て顔を良くせ見ては、くれぬか?」
謎の男の人は、私にそう言った。
私は、恐る恐るその人に近づいてみる。
?「お主が噂の転入生かえ?あんずの嬢ちゃんの妹だとも聞いたが」
『…はい』
まただ…。やっぱり何処にいてもあんず…。
どうせまた同じ事を言われる…
私が下を向くと
?「下を向くでない…。わしはあんずの嬢ちゃんとは、比べたりせんよ」
頭上から降ってきたのは、予想外の言葉だった。
私が上を向くと紅い目をした男の人は、優しい笑みを浮かべ
?「Aの嬢ちゃんには、Aの嬢ちゃんの魅力がある。年寄りのわしが言う事じゃから
絶対じゃよ」
『え…何で…私の名前…』
そう問うと彼は、
?「わしは、何でも知っておる。
あぁ…わしの名前を言ってなかったのう…
わしは、朔間零。吸血鬼じゃ」
きゅ…吸血鬼…?それに朔間って…。
『あの…朔間って…もしかして朔間凛月くんの
ご兄弟とかですか?』
零「おぉ…！凛月の名を知っておるのかえ?
凛月は、良い子じゃよ…♥わしの可愛い可愛い弟じゃ…♥」
もしかして…この人…ブラコン…?
零「話がずれてしまったのう…。Aの嬢ちゃんや。何かあったら此処に来るが良い。
わしは、昼間棺桶に篭っておる。
だから日が沈んだら来るが良い。」
そう言い朔間先輩は、微笑んだ。
「何かあれば来るが良い。」
また…来ても良いんだ…。
私は、朔間先輩にお礼を言い教室を出た。
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夢花(仮垢) - 零兄さんの吸血鬼モードの時の1人称は「わし」じゃなくて「我輩」です… この話好きなので頑張ってください。作者さん自身も、無理しないように…続き見てきます…、！ (2018年9月5日 18時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
タバスコナマコ(プロフ) - 朔間先輩の一人称は我輩ですよ。更新頑張ってください (2018年4月19日 20時) (レス) id: 465da9ccc2 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - たい焼きの妹さん» ィェ((・ω・*≡*・ω・))ィェ！応援ありがとうございます!!皆様に楽しんで頂けるよう頑張ります（*＾＾*) (2018年1月15日 20時) (レス) id: 00645588a7 (このIDを非表示/違反報告)
たい焼きの妹(プロフ) - アリスさん» わざわざありがとうございます。この作品好きなのでこれからも頑張ってください！！ (2018年1月15日 18時) (レス) id: 13e2818c9f (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - たい焼きの妹さん» すみません！私のミスで変な風になってしまいました(汗)不具合では、ないんです(汗)すみませんでした!! (2018年1月15日 17時) (レス) id: 00645588a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス
| 作成日時：2018年1月11日 20時
