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52話 ページ8
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高遠「いいかい？お嬢さん。自殺ほどのくだらない死に方はないんだ。
何度も死に損なったんだからどうせなら生き抜いて、マー・タイチみたいに憎まれて誰かに殺されるくらいになってみたら、いかがかな？
それとも、ここで死ぬかい？」
氏家「やめろ！」
氏家先生が近づいた途端、何かを投げた。
今度はお兄ちゃんが近づこうとしたら、濱さんにむけられていたナイフを向けた。
お兄ちゃんが後ろに下がったと同時に今度は、竜二が叫びながら高遠に近づいた。
竜「わぁぁぁぁ‼︎」
竜二が高遠に当たった勢いで濱さんは離れた。
貴方「竜二‼︎」
竜「殺すなら僕を殺せ！…濱さん…濱さんごめんなさい。僕は気づいてたのに見て見ぬ振りを……。マー君を助けてあげられなくて本当にごめんなさい！」
貴方「竜二……！」
高遠は、竜二を蹴飛ばした。
竜「うっ……」
高遠「君を7人目の被害者にしてやろう」
竜二にナイフを投げた。
一「やめろ！」
貴方「竜二！お兄ちゃん！」
リーさんは、銃を打ったけど当たらなかった。
貴方「竜二！…………バラ？」
高遠が投げたナイフはバラに変わり、制服の胸ポケットに入った。
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作者名：有チエ | 作成日時：2014年7月24日 22時
