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48話 ページ4






一「ダイイングメッセージだよ。リンが死ぬ前にチョークで残した犯人の名前、そのものさ」

リー「名前?」

美「どういうこと?これが名前って」

一「最後の一画を書く前に力尽きたんだよ。これなら分かるかな?」

お兄ちゃんは、7と書いてある下に、一画書いた。

貴方「ハマ…?」

式部「濱さん?」

一「濱秋子。君が共犯者。もう1人のスパロウだ」

濱さんがどうして犯人なのかを説明したお兄ちゃん。

一「そうやって濱さんと氏家先生は、お互いに授業中という鉄壁なアリバイをつくりながら理系と文系、交互に犯行を重ねていったんだ」

氏家「違う!彼女は関係ない。そうだ、看板。
あれはどうなんだ?夜の散歩の帰り道、七瀬君もリー刑事も月光ロッジの看板を見てた。
太陽ロッジのカラフルな看板とは見間違えるはずがない。そうだろ?」

美「確かに散歩の時に見た看板は、月光ロッジだったよ?はじめちゃん」

一「……」

氏家「ほら黙ったな。やはり君の推理はでたらめだ」

一「じゃあ、外の看板を見に行きましょう」

そう言って、今度は外に出た。




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作者名:有チエ | 作成日時:2014年7月24日 22時

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