No.1 さとしとかずなり ページ1
【MASAKI】
相「おーい！智！和！
朝だよー、起きてー！」
智「んー…、やぁ…。」
和「…。」
相「智！や、じゃないよ！
ほらー、二人とも！
まーくん、お店開けるから！
幼稚園遅れちゃうよー！」
毎日、最高に寝起きの悪い智と和也。
2人で二段ベッドの下の段に仲良く入ってさ？
しかもガッツリ抱き合って寝てんの。
可愛いったらありゃしないんだよ。
そりゃね、うちの子たち天使だから。
寝顔なんてもうね、ほんとに可愛すぎるから。
え？
親バカ？
そんなこともう知ってるよ、大丈夫だって！
でもねでもね、めっちゃ天使なんだけど1個問題があって…。
このちょっと暖かくなってきた季節、その中で抱き合ってるから二人とも汗びっしょりなわけ。
遊んでる時より汗かいてんじゃね？ってくらい。
だからさぁ、幼稚園行く前に濡らしたタオルで拭いてあげてんのよ。
でもねぇ、その分時間かかるじゃん？
イコール、起こす時間早くなるじゃん？
で、またイコール機嫌もっと悪いじゃん？
もーさぁ、それの繰り返しでさ。
朝は、毎日バッタバタなんだよね。
だから2人をベッドから引き剥がして、リビングのソファーに転がしとくの。
そうするとね…。
智「んーぅ…、まーちゃ…、はよぉ…。」
相「はい、おはよう智。」
…ほらね？
智「かずもぉ…、おっき…？」
相「あ、ほんと？
智、和のこと起こしてくれるの？」
智「んー…、しゅる…。」
寝起きだからか、いつも以上に滑舌が悪い智。
ま、それがまた可愛いんだけどさ！
完全に覚醒した智が和を起こしてくれてる間、俺は和の杖の確認して、お店の方の掃除をばーっとやって…。
智「まーちゃーん！！かずの、つえー！」
相「あー！ごめーん！！」
つい確認して持ちっぱなしだった杖。
やっちまった。
慌てて家の方に戻って、和に杖を渡す。
そしたらね、2人の健康チェック。
相「二人とも、足と手は痛くない？」
智和「うん！」
相「ぽんぽんも、頭も、痛くない？」
智和「うんっ！」
相「じゃあ、最後にピッピだけね？」
2人の脇に、同時に体温計を突っ込む。
しばらくして出た表示は、35.8℃と36.0℃。
うん、平熱だね！
相「うんうん、大丈夫だね。
じゃあ、朝ごはんにしよっかー。」
智和「はぁーい！」
2人をまとめて抱えあげて、それぞれのダイニングの椅子に座らせた。
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智宮SK(プロフ) - (名前)ゆぃ@あらしっくす←さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて、嬉しい限りです。色々な試練もありますが、暖かく乗り越えていけるようなそうな作品にしていきたいと考えております。これからもどうぞよろしくお願いします！ (2019年1月20日 15時) (
レス) id: 5c0a0b0fa2 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ゆぃ@あらしっくす←(プロフ) - 智宮SKさん、いつも更新楽しみにしています！設定も内容もものすごく良くて、本編の方もこちらの方も大好きです。語彙力低くてすみません(笑)これからも更新楽しみにしています！陰ながら応援しています。 (2019年1月20日 0時) (レス) id: 8d153c8151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろしば | 作成日時：2019年1月6日 1時
