転生したら推しが殺し屋になってたマジ卍７[stpr]

発狂324回目 ページ39

Aside


さとみ君が出ていって、保健の先生と2人きり
事情聴取には応じて、きちんと今まであった事を話した
ついでにあのセクハラ教師についても話そうと悩んだ



保先「そんな事があったのね？Aさんってモテモテね(笑)」



うん、(笑)をつけれるようなレベルじゃない



保先「聞きたいことはこれで以上だから、後はゆっくり休んでてね。私はさっきの子についての話もあるから、しばらくは戻ってこれないけど…」



そう言って、先生はどっかに行ってしまった
保健の先生と入れ替わるように、さとみ君が入ってきた



さ「話、聞いてたぞ」
『今なんつった？』



さらっととんでもない事言ったぞ



『何勝手に盗聴してんの？』
さ「止められなくてごめんな？」
『そんな事より勝手に盗聴してたことを反省しろや』
さ「そんな…ねぇ？」
『な、なに…？』



わっっっるい笑顔で近づいてくる



さ「ベッドに潜り込んだ状態で言われてもねぇ…？」



片膝をベッドに乗っけて身を乗り出してくる



さ「説得力ないよなぁ？」



ﾁｭｯ



鼻先にキスされる



さ「キスしただけでそんなにビクッてしちゃうなんて……可愛い…_ﾎﾞｿｯ」



最後だけ耳元はずるいよ…



ｷﾞｭｯ



被さるように抱きしめられる



さ「アイツの分、上書きさせて」



離れない
2、3分すれば、授業終了のチャイムがなった



『もうチャイム鳴ったよ？そろそろ離して？』
さ「嫌だ…」



ｶﾞﾗｶﾞﾗ



誰かが入って来たような音がする
慌てたようにこっちに近づいてくる
気づいてない上に腕の力が強すぎて喋れない



ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ



カーテンが思いっきり開く



さ「『あ…』」



終わった



愛「………お取り込み中失礼しましたー」
『いやお前かよ』
さ「弥橋も来たのかよ。ほら、ここ座りな」
愛「あ、どーもー」



さとみ君が出した丸椅子に、愛菜が腰掛ける



『いや何で来たの』
愛「生存確認」
『そんな事で氏なねぇよ』
さ「ほら、もう帰る時間になるぞ。早く教室戻りな」



不満そうにも帰って行った



さ「Aも後で教室に戻ってそのまま帰れ」
『はーい』
さ「ﾁｭｯ」



最後に頭を撫でられる
さっきのが愛菜だったことをせめてもの喜びと思えよ？

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