転生したら推しが殺し屋になってたマジ卍４[stpr]

発狂168回目 ページ28

Aside


ﾁｭｯ



部屋にリップ音が響く



『あぁ//今……///おでこに……///』
さ「ほら、蹴れなかったろ？」
『じゃないわバカ〜〜〜〜！！！！！』



ﾄﾞｽｰｰﾝ!



退いたさとみ君から抜け出して本気でぶん投げた(時の音が部屋に轟響いた)



ジ「おい……何かエグい騒音したけど大丈夫か……？………さとちゃん！？」
さ「いってぇ………ごめんジェル、何でもない」
ジ「おう………そうなんか……？」



パタリと部屋の襖が閉まる



さ「いってぇ……油断した……」
『はぁ！？バカ！？バカ！？アホなの！？』
さ「どれでもない」
『最低！最悪！論外！』
さ「みんなに聞こえるから、今夜だから」
『ｸﾞﾇﾇ……』



こいつぅ……
いや待てよ？
ここはポジティブに行こう！
推しにキスされた☆
…………んなもんで終われっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！



さ「そんな唇噛んでると血出るぞ」
『原因お前』
さ「口の方がよかった？」
『もう一度本気で投げよっか？』
さ「ならもう一回するから」
『いや逃げるから』



さとみ君の性癖ヤバい
もしこの世界創ったやつ見つけたらぶっ56そ←朧「……」



『もういい、寝る』
さ「そ」



私は再度ベッドに入る



さ「おやすみ」
『………ｵﾔｽﾐ』



さとみ君が私をそっと抱きしめる
………いやこのまま寝るんかい



---朧「最最組早く仲良しにしなきゃ^^」---



っ！？
腹いてぇ………
ヤバい吐きそう……
寝起きの生理痛オワタ……



さ「………おい、大丈夫か？」
『大丈夫な……ハズ………おえ……』
さ「トイレ行くか？」



私はゆっくりとうなずく
すると、お姫様抱っこされた



さ「無理すんなよ」
『いやいいから……』



私の話を聞かずトイレへ



さ「はい、ついた」
『ありがと……』



私は手に持ったナプキンを握りしめて歩く
いや感動シーンではないからぁ…………





『いだい(泣)』



トイレから出たはいいもの腹は痛い
そして再度持ち上げられる



さ「部屋、連れてくぞ」
『大丈夫だから…………………やっぱり氏ぬ……』



さとみ君の横顔を眺める
さとみ君かっこいい……
優しいなぁ……
……………………昨晩したことは別だけど



『ありがと……』



自室のベッドに私は横たわる





さ「はい、薬。腹痛はこれでどうにかなるらしいぞ」



コップ一杯分の水と薬が机に置かれる
受け取ろうと立ち上がる……と？



ｸﾗｯ

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