転生したら推しが殺し屋になってたマジ卍 [stpr]

発狂19回目 ページ21

Aside


『春ちゃん、ママの名前ってわかる？』



案内所に着いた私と春ちゃん
今更な質問をしたけど、この年でわかるかな……？



春「わかるよ！」



マジかいっ！



春「ままのおなまえは＜はな＞って、ままがいってた！」



ん、んー
みょ、名字は、わかるか……な？



『春ちゃん、名字って何？』



春「？みょーじってなに？」



ですよねー



『んーとね、春ちゃんのうえのお名前は？』



ホントに伝われマジで伝われ



春「たかだだよっ」



よっしゃー伝わったー
伝わってたー

つまり、春ちゃんの名前はたかだ春で、お母さんの名前が、たかだはなか………
とりま案内所の人に頼むか



『あの、すみません』



春ちゃんを抱っこして、案内係の人に話しかける



案「はい、どうされました？」



『たかだはなさんって言う人を探しているんですけど……この子のお母さんで……、放送で呼び掛けてもらう事って可能ですかね？』



私が案内係の人に話していると、「ままをさがしているの！」と、春ちゃん
元気だねぇ
その元気が羨ましいよ……←お前が何を言う



案「そうなんですか。その子とはお知り合いで？」



『いえ、この子が迷子で困っていたので……。お母さんの名前は、この子から聞きました』



案「そうでしたら、その子の名前でお母さんをお呼び出しした方が良いと思います」



さすが案内係さん
やっぱこうゆーのには慣れてるんだなぁ



『はい、お願いします』



案「それでは、今放送して来ますね」



そう言って、案内係の人は奥の方へ
するとすぐに放送が始まった



案「《たかだ春ちゃんのお母さん、たかだはなさん、たかだはなさんは、中央案内所までお越し下さい》」



うわースピーディー
カッケー

と、すぐに案内係の人が戻って来た



案「しばらく待っててください。お母さんがもうすぐ来ると思うので」



『ありがとうございます』



「あ、ありがとーございます」と、春ちゃん
良い子だねー
その心が羨ましいよ……←お前には20億年早い



何分かした頃、一人の女の人が来た



女の人「あ、あの、たかだ春の母です」



お母さんが来た



『春ちゃん、ママ来たよ』



私がそう言うと、急いでお母さんの方へ走って行った



春「ままっ！」



はな「春っ！」



よかったねぇ



はな「本当に、ありがとうございました」



春「お姉ちゃん！ありがと！」



こうして、春はな親子は無事再開できましたとさ


………いや最後変

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