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鳥のさえずりが聞こえてくる朝、お気に入りの布団じゃない感触と誰かに優しく髪を触られる感覚で一気に目が覚めた。
…あー。やったな
ジェヒョン「…おはよ」
「おはよう、ございます」
目の前で上裸で私を見つめる彼が目に入ると昨晩の出来事がフラッシュバックする。人生で初めてと言ってもいいほど刺激的な夜だった
なんて、本人には絶対言えないけど
ジェヒョン「シャワーは?」
「あー、お先にどうぞ…」
ジェヒョン「一緒に入る?」
「はっ?!何言ってるんですか、」
ジェヒョン「嘘。からかっただけ(笑)」
そう残してシャワー室に向かった彼の背中を確認してスマホを開いた。
ユナから大量のメッセージが来てたから返信をするとすぐ既読が着いた
「もしも、」
ユナ『ちょっとA?!あんた昨日、』
「ごめん本当に。抜け出して」
ユナ『いや誘ったの私だし全然いいんだけどさ。それより!!!ジェヒョンくんに連れてかれて何もなかったの?!』
「……あ〜、」
ユナ『何かあったのね?!もしかして、、』
「実はまだホテルにいるの、」
私が言うと電話越しに大声を上げて叫ぶユナ。思わずスマホから耳を遠ざけた
ユナ『ジェヒョンくんも?ジェヒョンくんもいるの?!』
「うん。ジェヒョンさん今シャワー浴びて…っ!?」
ジェヒョン「もう浴びたけど」
「あ、早かったですね、」
ジェヒョン「おともだち?」
「昨日あの場にいたユナって子で。親友なんです」
ジェヒョン「ふーん。」
いつの間にか戻ってきてたジェヒョンさんの姿は見えないけど肩に滴り落ちる水が彼が真後ろにいることを分からせる
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作者名:a_q1y | 作成日時:2022年8月7日 14時