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経験がない私でも、ここがどこなのかそして私がいまどういう状況なのかすぐ理解できた。
ジェヒョン「…来たことある?こういう所」
「いや、ないです、、」
ジェヒョン「そうだろうね」
「…」
ジェヒョン「…」
「あの、、今から何をするつもりで、?」
ジェヒョン「んー、なんだろうね」
ジェヒョンさんは、口数が多い人じゃないみたいでたまにある沈黙とこうしてる間もずっと私を見つめている彼が私を変に緊張させる。
ジェヒョン「…興味ある?」
「何に、?」
ジェヒョン「セッ〇ス」
「っ?!な、ないですっ!!!」
こんなイケメンからそんな卑猥な単語が出てきた衝撃で私は声が上ずってしまった
ジェヒョンさんを見ると私の反応がおかしかったのか頬の笑窪を見せて笑っている
ジェヒョン「でも興味あるから着いてきたんじゃないの?」
「いや、、興味なんてないです、それにそういうの苦手なので、」
ジェヒョン「へぇ。苦手なんだ」
「です、」
ジェヒョン「じゃあ、」
「っ、」
ジェヒョン「なんで逃げないの?」
壁に追い詰められると私とジェヒョンさんの距離は30センチもない
逃げたい、逃げたいって思ってるのにジェヒョンさんは私の手を絡めるように握ってるから…
ジェヒョン「…嫌なら抵抗すれば?」
だめ。今顔を上げたら、目を合わせたら。もう、
ジェヒョン「可愛い。りんごみたい」
ゴツゴツした手が私の顔に触れた刹那顔を上げると甘い顔をしたジェヒョンさんと目が合ってしまった
ジェヒョン「……良いね。その顔」
私とジェヒョンさんの距離…
………0センチ。
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作者名:a_q1y | 作成日時:2022年8月7日 14時