WXY (ページ13)

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「はあー、、」

ジェヒョンさんに会った最後の夜から2週間

たった2週間、されど2週間

すぐ会えるよなんて言ってたけどその時が来るのは今か今かと待ち続けていた

彼女でもないくせに彼からの連絡を待ち、トーク画面を開いて文字を打っては消し、、の繰り返し

自宅から少し歩いてコンビニに向かう途中でもスマホから目外せない。

ジェヒョンさんは沼ってはいけない男だと分かっていても女はそういう沼にハマりやすい。私もそうなんだと実感していた

「……ジェヒョンさん、会いたいな」

？「誰に会いたいって？」

「っ、、なーんだ、ジェノか」

ジェノ「なんだってなんですか(笑)」

「んーん、なんでもない」

ジェノ「今から先輩の家に行こうとしてたところなんです。ちょうど良かった」

「え？」

振り向くとジェノは犬のようなかわいい笑顔を浮かべて私の手を引いた

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ジェノ「どうですか？って、すごい進みましたね」

「頑張ってるでしょ。まあ、ベースは決められてるからデザインをどうにかって所だけど」

ジェノ「もしかして寝てないんじゃ？」

「ジェノや。わたしは寝ないとやっていけない人だって知ってるでしょ？ほら」

私が顎で指した方向の壁には紙に

【毎日 7時間は寝ること！！！！！！！！】

と書かれた紙が貼られている。あ、もちろん私が書いたやつ

ジェノ「ちゃんと守ってるんだ(笑)」

「睡眠は大事よ」

ジェノ「その通りですね〜」

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