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6 Eurora side ページ6

「エウロラは俺の大切な妹だからな____」


妹。


い、も、う、と。



ああ、そうだった。

私はソーの、妹だったんだ。



ソーは私のことをただの妹としてしか見ていないし、

私もソーのことはただの兄としてしか見ていないはず、だった。



私たちの間には、純粋な兄妹愛しかない・・・

・・・はず。



じゃあ、何でこんなにも心が痛むのだろう?

妹以外のもの、いやそれ以上のものとしてみてほしいと願うのは何で?






戴冠式の間、私は虚しい願いのことを考えながら、


祝福する民衆の間を笑顔で歩いているソーのことをぼんやりと見ていた。




ふとロキと父上の方を見ると、

二人とも、満面の笑みのソーや母上とは対照的に、


真顔でソーのことを見ていた。



そして、ソーが父上の前までたどり着き、跪いた時、


父上は口を開いた。



「ソー、我が息子よ______」


父上はソーのハンマーや力について一言述べた後、聞いた。



「民を、守ると誓うか?」


ソーは力強い声で答えた。

「誓います!」



「ではソー、お前を____」



"王とする"、

ソーが王になるために言えばいいのは一言だけだった。


だが、そう父上は言いかけ、途中で黙った。



そして、無言で黄金の槍で地面を震わせると、呟いた。



「____氷の巨人。」



皆がパニックに陥り、騒ぎ始めたところで、


私はソーとロキと一緒に、巨人が侵入したらしい武器庫に降りようとしたが、



「エウロラ!部屋に戻りなさい!命令だ!いいというまで出てはならぬ!」




あの心配性の父上に怒鳴りつけられたため、しぶしぶ母上と一緒に部屋に戻った。




なんで、父上は私を閉じ込めるの・・・?

なんで!


私は怒っていた。



私をなだめるかのように母上が口を開いた。



「エウロラ・・・あなたのことが心配なのですよ、彼は。」


「心配なんてされなくてもいいのに・・・!」



そう言い放つと私は座り込んだ。


私はアスガルドの王女。


なのに、私の居場所はここにはない・・・!

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作者名:oceane | 作成日時:2018年8月28日 11時

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