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眩しい光が消えたかと思うと、すぐに寒さが体を襲ってきて、

目を開けずともエウロラはヨトゥンハイムに着いたのだと悟った。



全てが氷でできていて、青と白で埋め尽くされていた。



「ここにいるべきじゃない。」


ホーガンが言う。




「進むぞ。」


ソーはそう言うと歩き始め、皆彼のあとについて行った。




地面はゴツゴツしていて、

宮殿の整えられた石畳しか知らないエウロラには、とても歩きづらかった。





しばらくすると、氷の宮殿のようなところに着いた。






「アスガルド人よ、死にに来たのか?」



ラウフェイの声が響いた。



ソーが一歩前に進み出てて、口を開いた。




「俺はソー・オーディンソンだ。」


「知っている。」

ラウフェイが間髪を入れずに答える。




「どうやってアスガルドに侵入した?」


ソーが聞くと、ラウフェイは嘲るように言った。




「オーディンの館は、裏切り者だらけだ。」





「お前の汚い嘘で父上で汚すな!」




だいぶイラついてきているソーとは対照的に、


ラウフェイは静かに続けた。




「お前達は何しに来た?

 和解のためか?

 ああ、お前は戦いたくてうずうずしているな。



 自分の力を見せつけたがっているただの若造だ。」



ラウフェイが喋っている間に、


巨人達がどこからともなく出てきて、


戦闘態勢に入った。




ロキがとっさにソーの耳元で言った。


「兄上、考えろ。相手が多すぎる。」


「ロキ、俺に指図するな。」




ラウフェイが再び口を開いた。


「お前の行動がどんな結果を招くのか、わからないのか?

 帰るがいい、わしの怒りに触れぬうちに。」



その言葉を聞くと、ロキが進み出て言った。


「ありがたい申し出を、謹んでお受けいたします。



 さあ、兄上、戻ろう。」



皆が踵を返そうとした時、ラウフェイが言った。








「尻尾を巻いて帰れ、お姫様。」



その言葉にカチンと来たのか、


ソーは振り返り、





思いっきり巨人達にハンマーを投げた。

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作者名:oceane | 作成日時:2018年8月28日 11時

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