甘いｷﾐとの始まり。-Part.2-【名前変換】 (ページ27)

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Sweet...77 ページ27

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あ「裕翔先輩…………」

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裕翔「どうしたの?血でてるけど…………」

あ「あっ……その……」

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ｸﾗｽﾒｲﾄの手が離れたかと思えば、

裕翔先輩の手が私の腕に触れる。

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結奈「ｺｲﾂらが大騒ぎしたんです。」

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「はぁ、ち、違いますよ。裕翔先輩………!」

「その何つーか…………」

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裕翔「お前らは………教室で騒いでないで、

ｸﾞﾗｳﾝﾄﾞでｻｯｶｰして騒ぎなさい。」

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優しく後輩を叱りつけた裕翔先輩は結奈から

一枚絆創膏を貰い私の肘の傷口に当ててくれた。

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裕翔「痛い?」

あ「あっ……いえ、大丈夫です。」

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裕翔「そっか。じゃぁ、帰ろう。」

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「泉さんと裕翔先輩って………」

「えー…羨ましいなぁ。」

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そんな女の子たちの会話が耳に届く。

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やっぱり、裕翔先輩はモテる。

人気の先輩だ…………

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そう思っていると、足を動かすスピードが

いつもより遅くなっていた。

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裕翔「Aちゃん、どうかした?」

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何でだろう。

ｺｺﾛが苦しい…………

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