【男性声優】無自覚愛され体質 2！

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？「いやー、ほんと助かったよ！ありがとね」




『いえいえ！やっぱりないと困りますからね？』





え？何事かって？
それは遡ること2時間前…






？「あれ？俺のスマホどこだ？」




？「忘れてきた？
電話かけてみようか？」




鳥さんの言葉に甘えて電話してもらう





鳥海「この近くのカフェで
女の子が拾ってくれたみたいだよ

待っててくれるみたいだけどすぐ行く？」






？「行く！」





とまぁそんなことがあって
拾ってくれた子のとこに来たんだけど





『でもよかったです！すぐにお渡しできて…』




鳥海「さっき電話したのが俺で鳥海浩輔
よろしくね？えっと…」





『佐伯Aです、先程はきちんと
名乗らずにすみません！
こういうことはじめてて慌てちゃって…』




佐伯、Aちゃん…




恥ずかしそうに髪を耳にかける仕草や
伏し目だとよりまつげの長さがわかるとことか

何より桜色の唇は思わず触れたくなる





『あ、私そろそろ行かないと！』





これで終わりにしたくない！





柿原「待って！俺、柿原徹也っていうんだけど
今度改めてお礼させて欲しいんだ

えっと、その…」





なんだよこれ、うまく言葉が出てこない
いつもセリフとかならさらっと言えるのに…





『そういうことでしたら、私この近くで
petuniaってカフェやってるんです！

もしお時間が出来た時には
コーヒーでも飲みに来てください！』





そう微笑まれた瞬間から
きっと俺は恋に落ちていたんだ

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