検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:32,097 hit

story.20 名探偵は何を語るか ページ25

ーーーーー事の事情を話せば、探偵社の皆さんはとてつもない殺気が溢れていた


普段怒らなそうな敦君も獣の如く、目がギラついていた





太宰「ねぇ、Aちゃん。その莉岾っていう財閥について…何か知ってる事はあるのかい?」

「否、私はあまり……。でも、今マフィアの人達が調べてくれてます。」

乱歩「それなら、世界一の名探偵である僕に任せてよ!!」

「ッ!!乱歩さん!」


急に肩を掴まれてビクッとする

振り返れば其処に居たのは…駄菓子大好き乱歩さんが私の後ろにいた


敦「でも…資料はないんですよ?…名前だけで分かるんですか?」

乱歩「舐めてもらっちゃあ困るねぇ。それに、莉岾って云う名前…なぁんか頭に引っ掛かるって云うか…。」


う〜ん、と頭を捻らす乱歩さん





「あ…これ……参考になるか分かりませんけど、」

そう云いながら、鞄の中を探って取り出したのは…莉岾 魅優…莉岾財閥の令嬢に関する資料だ

竜夜君がコソッと私の制服のポケットに入れていたのだ



谷崎「コレ…、Aちゃんを裏切り者にしたッていう奴じゃ、」

太宰「わー、見た目だけで性格悪そうな雰囲気が滲み出てるねぇ」


探偵社員の人達が、私が持ってきた資料をマジマジと見る


乱歩「……やっぱりそうだ。」

国木田「何か分かったんですか、乱歩さん。」

乱歩「………国木田。この事は、Aには云わない方がいい。」

国木田「…何故です?」

乱歩さんの翡翠色の瞳が細まる









乱歩「……この財閥は、Aにとって一番敵に回しちゃいけない奴等だからさ。
Aにこの事を云えば…必ずAが手を汚す事になる。」

story.21 復讐の序章→←お知らせ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
111人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

紗那(プロフ) - まってむまぁぁぁぁぁぁす (2019年5月13日 18時) (レス) id: e58de47d15 (このIDを非表示/違反報告)
駄菓子@アポロン(プロフ) - 自称:漆黒の人参さん» アアアアアアアアア((( ありがとうございますぅぅぅぅぅぅぅ!!!!(( 受験生なので、返信とか更新遅めですが、頑張りますッッッ!!! (2018年12月24日 15時) (レス) id: 49281b7de3 (このIDを非表示/違反報告)
自称:漆黒の人参 - 悪女を潰せぇぇぇ!卍(^o^卍){ドゥルルr((作品、面白いです。悪女が潰されるのが楽しみです…。更新頑張って下さいね。応援してます!|´・ω・)チラッ 早く悪女を殺っちゃってもいいんですよ?よ? (2018年12月23日 23時) (レス) id: 63cc0aecd3 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ - まってましたァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ (2018年12月6日 21時) (レス) id: f267fe3bd0 (このIDを非表示/違反報告)
紅凜 - 面白いです 悪女よ せいぜい図にのって下さい 最後には財閥潰し(完全に)と悪女の破滅が見たい どうせ犯罪者の一族なら異能特務課にも協力してもらったら いやそれより早く悪女の断末魔が聞きたいです (2018年11月2日 20時) (レス) id: 6cf2837f77 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:駄菓子@アポロン | 作成日時:2018年9月30日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。