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story.19 武装探偵社 ページ23

翌日

私は首領に、“探偵社に行きたいから、今日だけ学院を休ませてほしい”とお願いした。


鴎外「嗚呼、構わないよ。昨日の事もあるだろうし、思いきり楽しんでくるといい。」

首領は否定せず、快く受け入れてくれた。




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「今日和〜。」

敦「あッ、Aさん!!お久しぶりですね!!」



扉を開ければ、敦君が最初に気付いてくれた。




「お久しぶりです、敦君。」

敦「太宰さんから聞きましたけど…本当は今日学校がある日なんですよね?大丈夫なんですか?」

太宰「敦君〜、そういう事はグイグイ聞くものじゃないよ〜。」

敦「だ、太宰さん!!…何時から其処に…」


いつの間に太宰さんが敦君の後ろにいた。

マフィア時代の時も時々そういう事をしていたから…私は慣れてますけど……



太宰「ま、此処(入り口)で話すのもあれだ。ほら、中に入り給え。」

云われるが儘、太宰さんに腕を引かれて中に入っていった。


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国木田「む、Aか。久方だな。」

「お久しぶりです、国木田さん。相変わらず理想通りに過ごしているんですね。」

国木田さんは、いつも持っている手帳に目を通している。

国木田「当たり前だ。常に俺は理想どうりに生きている。……あの唐変木さえいなければ、一生理想通りに生きてこられるものの……」

そうぶつくさ云いながら太宰さんの方を見やる。




…此処はやっぱりいつもどうりだ。

あんな学院なんかと違う。暖かくて、優しい……。




敦「えっ?!Aさん?!ど、どうしたんですか!?」

「………ッ、」


知らない間に、私の目から涙が溢れていた。

その事に気づいた敦君が駆け寄れば、他の探偵社員も駆け寄ってきた。

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紗那(プロフ) - まってむまぁぁぁぁぁぁす (2019年5月13日 18時) (レス) id: e58de47d15 (このIDを非表示/違反報告)
駄菓子@アポロン(プロフ) - 自称:漆黒の人参さん» アアアアアアアアア((( ありがとうございますぅぅぅぅぅぅぅ!!!!(( 受験生なので、返信とか更新遅めですが、頑張りますッッッ!!! (2018年12月24日 15時) (レス) id: 49281b7de3 (このIDを非表示/違反報告)
自称:漆黒の人参 - 悪女を潰せぇぇぇ!卍(^o^卍){ドゥルルr((作品、面白いです。悪女が潰されるのが楽しみです…。更新頑張って下さいね。応援してます!|´・ω・)チラッ 早く悪女を殺っちゃってもいいんですよ?よ? (2018年12月23日 23時) (レス) id: 63cc0aecd3 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ - まってましたァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ (2018年12月6日 21時) (レス) id: f267fe3bd0 (このIDを非表示/違反報告)
紅凜 - 面白いです 悪女よ せいぜい図にのって下さい 最後には財閥潰し(完全に)と悪女の破滅が見たい どうせ犯罪者の一族なら異能特務課にも協力してもらったら いやそれより早く悪女の断末魔が聞きたいです (2018年11月2日 20時) (レス) id: 6cf2837f77 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:駄菓子@アポロン | 作成日時:2018年9月30日 5時

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