暇な日常を取り戻すために宿儺と過ごす！

宿儺に内緒で修行してみた！ ページ9

※生得領域内で領域展開できる謎空間です※

ーーーーーー

『……領域展開………、〈幻惑自決［解］〉』



手を変なかた………、かっこいい形にし、そう唱える。


と、同時に想像を絶するような“幻”が流れる。







よしよぉし、成功だぁ。





今、私は宿儺に内緒で修行をしている。


理由はーー…



『そこで何をしている？小娘』




速攻でバレた。







えー、つっまんねぇなぁ。




A『宿儺…。今宿儺に内緒で、内緒で！修行してたの。いつか宿儺と互角に戦えるようになったら暇しなさそーでしょ？』






『内緒で』を強調し、宿儺に素直な気持ちを伝える。




『……………、小娘、お前がか？千年経っても、未だ反転術式さえも使えない、あまつさえ今の領域展開もまだまだ未熟なお前が………、ケヒッ、俺と互角に……な……』


わぁ、すんごい言うじゃぁん……。事実なんだけどさ。

そぉんなに笑わなくたっていいじゃないですかねー。






A『むぅ……。絶対強くなるもーん』

なんて、わざと拗ねたような演技をしてみる。








『…………まぁ…、そうだな、楽しみにしている』









……ぇ。






なん、え、え？(困惑)






なんか、もうちょっと馬鹿にしてくるかと…？







……まぁ、いいかぁ…。







『…………あぁ、そうだ。ならば、俺が修行に付き合ってやろうか。最近、ただお前を殺すだけなのも物足りなくなってきた』

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