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独学だし、初めて人にやるから、これが正解なのかわかんないけど…。
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アロマオイルで雄也の背中をマッサージしようと思って…。
勝手に雄也の背中に乗った。
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なんか、雄也…。
疲れてるし…。
怒ってるし…。
気まずいし…。
このままじゃ、話を聞いてくれそうになくて、なんとかしたかった…。
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まだアロマについては勉強の途中で、効能とか詳しくわからない。
とりあえず。私の好きなアロマを選んで…。
希釈して手に取り、雄也の背中に広げる。
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雄也「…。
何やってんの?」
A「アロママッサージ。
してあげる。
この香り。嫌じゃない?」
雄也「…。
スキ…。」
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マッサージの仕方もぎこちなくて、力加減もわからない。
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わかんないなりにも、なんとか頑張って続けてみた。w
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雄也は何の反応もしないから、寝ちゃってるのかもしれないけど…。
とりあえず。話を聞いて欲しくて、話しかけてみた。
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A「中野さんね。
私と雄也の事。
応援してくれてるみたいだったよ…。」
雄也「…。」
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作者名:グラノラ | 作成日時:2015年6月29日 7時