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玄関から飛び出すと、ｴﾚﾍﾞｰﾀｰに向かう有 岡さんの背中が見えた。
両手を上に伸ばし、なんか…。ｽﾄﾚｯﾁしながら歩いてる。w
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私は夜中だと言う事を忘れ、ﾏﾝｼｮﾝ中に響きわたる声で、有 岡さんを呼んだ。
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A「有 岡さん!!
待って!!」
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走って駆け寄ると…。
有 岡さんは振り返る。
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○○「Aー…。 久しぶり♪
元気だった?」
A「ｳﾝ…。」
○○「急に、ｺﾞﾒﾝね。
高木…。見ての通り、酔っぱらっちゃってて…。w
Aんとこ行くってきかないからさっ。w」
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私は困った顔で有 岡さんを見る。
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有 岡「Aも会いたかっただろ?
もう１ヶ月近く会ってないって…。聞いたよ…。」
A「でも…。だって…。
中野さんと…。」
有 岡「そーだけど…。
高木んちでは会ってもいい。って言われてるんだろ?
たまには行ってやれよ。w」
A「…。
いつどこで誰が見てるかわからないから、怖い…。」
有 岡「大丈夫。w
そんなに神経質になるなよ。」
A「ｳﾝ…。」
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有 岡さんは私に近づき、私が首にかけているﾀｵﾙで私の口元を拭いた。
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○○「歯磨きしてたの?
歯みがき粉…。
ついてるよ。w」
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私は優しい有 岡さんに、たまらず抱きついた。
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作者名：グラノラ
| 作成日時：2015年6月29日 7時
