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雄也の体の熱が伝わってきて…眠気を誘う。
まどろみながらも…眠気と戦い…。
部屋へ帰ろうと…決心が固まった。
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重たい体を起こし…。
ベットから出て…パジャマを拾った。
上を羽織ると…ふわっと香る雄也の香水。
下を履いて…。
…。
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「行くね…。」
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スヤスヤ。寝てる雄也に声をかけると…。
雄也は、すぐに気づいた。
「ぁ…。行く…?」と、寝ぼけ眼。
目をこすり…起き上がろうとした。
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A「…そのままで…ぃぃ。から…。」
雄也「…。」
A「…。」
雄也「…また。
連絡…するよ…。」
A「ダメ。
連絡してこないで…。」
雄也「…?」
A「私から連絡するから。
必ず。するから。」
雄也「…。」
A「雄也からは…。
してこないで…。」
雄也「…。」
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文句を言いたそうな雄也。
起き上がり…私を見る。
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A「戻ってくるから…。」
雄也「…。」
A「それまでは…。
また。離れちゃうけど…。」
雄也「…。」
A「待ってて…。」
雄也「…。」
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作者名:グラノラ | 作成日時:2019年8月23日 6時