5話 ページ31
嫉妬しちゃうかな･････。
みんなを傷つけたいわけじゃないんだけど･･････。
和也君が言った。
｢･･････いいよ？｣
信じられない気持ちで和也君を見れば、肯定するように頷かれた。
｢俺はいいよ。そもそも俺の蒔いた種だしね？ でもそれ以前の問題として俺は歓迎してる。･･････これはいい判断材料になるんじゃない？｣
判断材料？
私が首を傾げたら翔さんが代わりに聞いてくれた。
｢それどいうこと？ なんの判断材料に･･････｣
でも言いかけて合点が言ったらしく、翔さんは乗り出していた身を引いた。
｢ああ･･････なるほどね。この機会に迷ってるAちゃんの気持ちが確定するきっかけになればってことでしょ？｣
｢そう。これで雅にぃが候補から落ちる可能性もある｣
ぎょっとした雅紀君。
｢そ、そ、そ、そうなのっ!? じゃあ俺やっぱいい！｣
和也君が吹き出した。
｢まぁまぁ。最後まで聞いてよ。･･････故に俺らにもそのチャンスは与えられるべきだってこと｣
言って和也君はパチンと音がしそうなウインクをしてみんなを見回した。
｢俺らも抱きしめちゃえばいいんじゃない？｣
｢なるほどっ｣
パンと笑顔で膝を叩いた翔さん。
｢比べてみるってことか！ いいね!?｣
え、ええっ!?
私と雅紀君は目を見開いた。
私、雅紀君だけじゃなくってみんなに今から抱きしめられるの!?
嘘でしょ!?
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ao(プロフ) - junさん» jun様こんにちはー。あははは、私も書き終わりたくないですー！(笑)。一生あそこに住んでいたい。 (2020年2月25日 13時) (
レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - しまかわさん» しまかわ様こんにちはー。私もパワーがあれば過去作品の番外編とか書いてみたいんですけどなかなか時間がなくて。想像したりはしてますよー。コメントありがとうございます！ (2020年2月25日 13時) (レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - えむさん» えむ様こんにちはー。確実にえむ様には萌えていただけるだろうと思ってました！萌どころが一緒なので。喜んでもらえてよかったです！ (2020年2月25日 13時) (レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - ともさん» とも様こんにちは。ほんとに悩ましい限りです。みんなとつきあわせてあげたいです。次回もお楽しみに。コメントありがとうございます！ (2020年2月25日 13時) (レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
jun(プロフ) - 大野家出て行きたくなーい！ (2020年2月24日 23時) (レス) id: 37d10c3172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ao
| 作成日時：2020年2月15日 9時
