5話 ページ46
そんな私を見てクスクス笑ってるおーちゃん。
ちょっと恥ずかしくなる。
｢･･････ダメだった？｣
いや？って言って、おーちゃんが後ろから私を抱きしめた。
｢アラタが負けたの初めて見た｣
｢勝った気してないけど･････｣
｢カッコ良かった。Aちゃんに押し倒されたくなった｣
私が赤くなると、嬉しそうに笑うおーちゃん。
｢･･････私はその反対がいいけど｣
私がぼそりと言ったら、おーちゃんは、ほらやっぱり勝ってるって言って、私の頭の上に顎を乗せて、アラタさんが出て来るまでクフフって御機嫌に笑ってた。
服を着て出て来たアラタさんは幾分お色気が抜けててほっとした。
｢個展の説明するからこっちに来て｣
作業部屋からおーちゃんをそっけない声で呼んでいる。
どうやら仕事モードのアラタさんはまとも(笑)らしい。
｢じゃあ帰るね？｣
｢いてもいいよ？｣
｢んー、ヤキモチ妬いちゃうからやめとく｣
｢･･････妬く意味ないよ？｣
｢そう言ってくれるおーちゃんが好き｣
靴を履いて玄関で振り仰いだら、おーちゃんの目がじれったそうに私を見ていて、その目に引かれるようにお互いに近づきあってキスをした。
｢やべ、とまんなくなりそう｣
そう言いつつ、今度はおーちゃんからキスをくれた。
気を利かせたアラタさんがおーちゃんを呼ぶのを我慢してくれている間、ちょっと長めのキスをし合ったら、おーちゃんが最後に耳元で囁いた。
｢月曜の夜、一緒にこの部屋に帰んない？｣
恥ずかしかったけど、すぐに頷いた。
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ao(プロフ) - 765proharukavaiさん» 765proharukavai様はじめまして。コメントありがとうございます。ラブラブ具合はいかがでしょうか。お楽しみ頂けてたら嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします！ (2018年9月6日 8時) (
レス) id: e96312c6a0 (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - あいさん» あい様ありがとうございます！ぎこちなさが残る二人、うれしはずかしで、いい時期ですよね。慣れるとかなく、このままの二人でお送りできればなぁと思います。よろしくお願いいたします！ (2018年9月6日 8時) (レス) id: e96312c6a0 (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - はるさん» はる様こんにちはー。ラブラブな二人、お楽しみいただけてますか？これからもよろしくお願いいたします！ (2018年9月6日 8時) (レス) id: e96312c6a0 (このIDを非表示/違反報告)
765proharukavai(プロフ) - 初めてコメントをさせて頂いています。いつも楽しみにして読ませて頂いております。純粋でほのぼのとしたふたりの雰囲気が、なんだかほっこりとしてとっても和みます！これからのラブラブ具合が楽しみです!!次の更新を楽しみに待ってまーす。 (2018年9月5日 16時) (レス) id: 42941b0f76 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - お話も現実も台風一過で幸せ気分です。まだぎこちなさが残る微妙な距離感の二人が可愛らしいですねー☆ (2018年9月5日 12時) (レス) id: cdabb1149e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお
| 作成日時：2018年8月28日 15時
