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『こ、これが 江戸の町…』
…すごい、
すごいよ‼何がって、なにもかもが‼‼
町の中心の方にはビルがたくさん建ってて、
奥には将軍様の大きなお城が見えて、
往来に人がたくさん…‼
『武州とちがう…日本じゃない…』
沖「いや日本だわ」
ビシリとツッコみ、私のバカを揶揄う総悟にも、今は頭にこない。
むしろ…
『ありがとう、連れてきてくれて‼』
沖「…おう」
感謝、めっちゃ感謝。
『すご〜い‼総悟見て、何あれ⁉』
沖「そんなのも知らねェのかい、ターミナルだ。」
…たー、みなる…？
『え、ターミナルってあの有名なターミナル⁉ほんもの？』
沖「本物だ。俺らもたまに警備する」
警備？総悟たちが！？
『あれ守ってんの⁉あんなすごいやつ…』
沖「ああ」
うなずく総悟はどこか誇らしげ。ドヤ顔までして。
でも頭にこないのは…
『すごーーーーい‼ねね、写真撮ろ写真‼』
沖「撮ってやるよ」
『え、何言ってんの。総悟もいっしょに、ほら‼
すいません、写真撮ってくれますか〜？』
沖「いや、ちょっ…俺は、あーもうバカ」
本当に尊敬したからだ。
総悟たちが守ってきたターミナルも、人も、町も…
みんなキラキラ光って見えた
この後もテンション上がりっぱなしで質問攻め状態
総悟は面倒くさがりつつ答えてくれた。
『あれは⁉なんか食べてる〜』
沖「クレープ屋。寄るなら帰りにな」
『うん！』
沖「ああ、Aこれ…」
『え、なになに⁉』
総悟の目の前には
白いもじゃもじゃパーマの死んだ目をした男の人がいた。
？「え、なにその子？」
もじゃさんの問いかけも総悟は綺麗にスルーした。
沖「都会で捻くれた人間の末路でさァ。
冷たいコンクリートジャングルに慣れると、
こんなになるからな？気を付けろよ」
あ、そうなの。
『うん、気をつけるね。』
沖「そうしなせェ。
よし次だ、次…((「コラコラコラそれは酷いんじゃないかな、総一郎くゥん？」
総悟の頭を鷲掴みにするもじゃさん
総悟は、やめて下せェよ旦那なんて言いながら、蹴りを入れている
…総悟にも近藤さんたち以外に友達がいるんだね
これならミツバ姉も安心だ
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ミュウ - 続きが気になるぅぅぅ (2020年10月31日 22時) (
レス) id: 952d396015 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - ありがとうございます。頑張りますね。これからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年12月14日 21時) (レス) id: 47e245d859 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 凄く面白いです！更新頑張って下さい！ (2017年12月14日 20時) (レス) id: c20e76bf92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちくわ餅 | 作成日時：2017年8月31日 22時
