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着いた場所は
真選組屯所
…………の裏口
灯台もと暗し。
アイツら馬鹿だから、ことわざ知らないでしょ笑
脚の痛みに耐えながら、塀に上る。
奴の部屋に行くには、ここが一番安全だからね。
着物の懐から、風呂敷を出し、
これでもかと脚に巻き付ける
廊下に血がついてたら、翌朝大問題でしょ?
そして、角を曲がり少し行った先の障子を開く。
前来たときに入った部屋。
怪しい呪術道具が転がってる、不気味な部屋。
すっ、
組の者ではない気配に、反射的に刀を抜いたのだろう
こちらを睨み付けて立っていた。
『もー、ホントにビビりだね、総悟は(笑)』
沖「は?何でここに…
つーかその脚の怪我、それなんでィ?」
私だと解ると、刀をしまい、質問攻めに入った。
ん〜…
ニコニコしてるけど、ちょっと動きすぎちゃって…
答える気力がほぼ皆無笑
…………とりあえずお風呂入りたい
『あー、はいはい。
ごめん、ちょっと今疲れてるんだ。
お風呂入ってくるから、それからゆっくり話そ?』
沖「え、風呂ってお前、この男だらけの屯所で風呂に入ろうっての?」
『だって血まみれだし、気持ち悪いじゃん。
もう夜中だから空いてるでしょ?』
確かに今は入浴時間じゃねェけど…とぶつくさ言う総悟を脇目にお風呂に向かいました。
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ミュウ - 続きが気になるぅぅぅ (2020年10月31日 22時) (レス) id: 952d396015 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - ありがとうございます。頑張りますね。これからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年12月14日 21時) (レス) id: 47e245d859 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張って下さい! (2017年12月14日 20時) (レス) id: c20e76bf92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちくわ餅 | 作成日時:2017年8月31日 22時