犬系彼氏、猫系彼女。【青山陸】

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壱『でもなんか…3代目さんのってなかなか過激というか…』





『いや！そうなんだよ！！そこなんだよ！！！』





慎『……A、脱ぐんすかね。』





慎くん、それ言っちゃう？？




『はぁ〜〜〜〜まじでどうしよう、、』





なんてみんなで話してたら、





？「ねぇ！ちょっと………やめてよ…！」




って誰かと討論してる声が聞こえてくる。





でもめちゃくちゃ聞き覚えある声なんだけど？？





そう思うと同時にリハ室のドアが開いた。







「んもう！！！！やめてよしょへのバカ！！」






『『え？？』』



見事に15人の声が揃う。




なんとなんといつもうるさい翔平が珍しく静かだと思っていたらわざわざAを連行しにいってたらしい。






浦『さあ、Aさん、みんながお待ちかねですよ。』




壱『………おい、』



えっ、なんで壱馬そんな低い声で呼んでるの？え？怒ってる？？

なんて思ったのもつかの間。





『…なんで俺より先にAが臣さんと共演するねん！！』



……………そこ！？！？


怒るとこそこなの！？まさかのAに嫉妬？？






力『ほら、A。パパにしっかり話しなさい。』





いやもう我が子を見るみたいな目してるけど力矢さん……てその横でママみたいな顔すんなよ！陣くん！！



はあ。なんか考えてたら疲れてきた。






「パパ…………あのね、…」


いや、パパって普通に呼ぶんかい！！

もう突っ込みすぎて疲れるって ( )





「今回バラードだからあまり踊らないMVにしようってことで、ドラマ仕立てで撮る予定だったらしいんだけど、その相手役の女の人が怪我しちゃったみたいで…、撮影もう3日後で、みんなすぐ海外とか行っちゃうからずらせないみたいでね…でも下手に新人さんとか使うわけにはいかないってなって…メンバーでどうする?ってなったときに剛典くんが私の名前出したらしいの」




困り顔で話すA。


そんな顔もかわいいなあ…じゃなくて！！！




ついさっきまで反対してたはずなのに、そんなの言われたらやめろなんて言えないよ…って顔してる人が1人、2人、3人………15人もいる。







『…Aは、どんな、衣装、なの、？』



思わずカタコトになっちゃう俺。




「ん〜なんかドレス？らしいよ！」




『『ドレス！？！？』』



あ〜またハモったよ。なに？？仲良しすぎるでしょ(笑)

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