黒バス 誠凛マネージャーになりました

これが実力だ ページ36

木「にしても、Aがウチの学校でマネージャーをしているとは､､､世間は狭いなぁ？」

木吉先輩は私に近寄り頭を撫でる

『そうですね、私もびっくりしましたよ』

リ「えっ、知り合いなの！？」

日「Aは知り合い多いな､､､」

私は木吉先輩にだけ聞こえる声で言う

『私が入院していたことは二年生しか知りません、あまり広めないで貰えると助かります』

木「､､､そうか！分かった！気をつけよう」

察して貰えたかな？良かった
テツにここでバレる訳にはいかない
余計な心の負担はかけたくない

『ありがとうございますﾆｺｯ』

笑ってそう言うと木吉先輩はじーっと見てくる

日「おい、何ガン見してんだよ」

『どうかしたんですか？』

そう聞くと木吉先輩はハッとする

木「よく笑うようになったなと思って。いやー、安心したなぁ！」

伊「Aはこれが平常運転だろ？」

『そうですよ、でもご心配おかけしました』

そう言って頭を下げる

木「いやいや！元気そうでよかった！じゃあ頂点目指して一緒に頑張ろうな！」

『はい！』

練習再開して、試合をする

少しすると映像が流れる
大我が強引なダンクで水戸部先輩と光樹をふっ飛ばす映像が

とっさに動き大我が跳ぶ直前にボールを弾き飛ばす

火「！！」

日「A！？試合中だぞ？」

『すみません、でも大我もっと周り見て！』

リ「火神君、今のままダンクしてたら水戸部君と降旗君ぶっ飛ばしてファウルよ！」

降「あ、危なかった」

水「ｺｸｺｸ」

大我が舌打ちをし、戻る

『これじゃあ、一人のバスケだよ､､､』

そう呟くと頭に大きな手が置かれる

木「なあ火神君、俺も試合にでたいんだ。だからスタメンかけて勝負してくんねぇ？」

木吉先輩だった

ブランクはあるが大我に食らいき粘ったが、木吉先輩は負けた
大我は先に上がった

木「いやー、強いなアイツ」

リ「じゃなくてアンタ外れてどーすんのよ！？」

木「しょうがねーだろ？これが実力だ」

『いいえ、違います。ふふっ、木吉先輩はもっとしっかりして下さい、本番もそれでは面白､､､じゃない、困ります』

全員ｰ私「「え？」」

驚く皆、何について言っているのかを示すため笑いながら木吉先輩の足を指差す

日「お前それ上履きじゃねーかダァホ！」

木「・・・いっけね！」

日「素かい！！」

リ「っもう！」

これで今日は解散

リ「あっ！Aちゃん！話あるから一緒に帰れる？」

『？はい、勿論です』

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