【 ボールルームへようこそ 】Shall we dance?

Step12 ページ13

賀寿「ふふふふふふーん♪さあすぐ踊るべ踊るべー！」

私と雫の手を引く賀寿。素直なのは可愛いんだけどなー


雫「あの、青空さんは無理しなくても」

青空「無理してないよ。イラッとしちゃったから。雫もでしょ？」

雫「...それは」

青空「いいよ、今は聞かない。信じてるから待ってるね」

雫「っ！(青空さん...)」

青空「あーでも隼人には怒られちゃうかな、これをきっかけにカップル解散とか言われたらどうしよ」

賀寿「そんなことアイツに言わせる前に俺が青空さんを頂きますよ！」

賀寿、いつからいたの。私は物じゃない

青空「ふーんそこまで言ってくれるんだ。なら私を隼人より楽しませてくれる？」

雫(青空さんの雰囲気が変わった！)

賀寿「(色っペー、本人自覚してねーんだろうな...)ｺﾞｸｯも、もちろんです」

青空「ﾌﾌｯなら、雫。先に行かせてもらうね。賀寿、全部任せるから好きにして」


仙石「お、おい青空。ほんとに賀寿と踊るのか？」

青空「うん。別に隼人とだけしか踊ったことない訳じゃないしいい機会でしょ？」

仙石「え、そうなのか！？」

あれ？いってなかったっけ？

青空「うん。ロシアで男女関係なしに踊らされた。私は男ってなったら低いけど、多々良くんと変わらないから。」

普通はやらないけど

環「青空ちゃん。曲どうするの？いつもの？」

青空「あ、全部賀寿に任せてます。なのでラテンですね。彼の性格上チャチャチャとか？」

賀寿「いえ、『ルンバ』で。」

「「！？」」

ルンバ、ゆったりとした男女の切ない恋物語を表現した愛の踊り
賀寿はあんまり好きじゃないと思ってた

賀寿「おい真子。動画撮っとけ。」

真子「えっでも青空さんは」

青空「いいよ。何に使うか知らないけど、後で送ってくれればそれで。
後で連絡先交換しよっか」

真子「はい！」

賀寿「俺も！」

賀寿。私と連絡先交換するだけの余裕あるんだ。

環「2人とも、CD入れたよ」

賀寿「ありがとうございます。青空さんいこ」

私の手を引き真ん中へ行く賀寿

曲がほぼ同時に流れる


これって...

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