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『...ん、あれ』
しばしばする目を瞬かせて時計を確認すると22時を指している。
2時間もあれから寝ていたのか。
特に慌てる様子もなく、伸びをして机に散らばる資料をまとめる。
喉が乾いた、なんて起きて少し経ってから気づいた。
すると、見覚えのない"りんご100％"のパッケージが貼られたペットボトルが机に置いてあった。
私は買っていないし、寝る前には置いていなかった。
...差し入れだろうか。
首を傾げて手に取り、中務さんかなとスマホを手に取るとLINEが2件中務さんからきていることに気づく。
"あんまり無理せんでな"とハリネズミの可愛いスタンプ付きで送られていた。
頬を緩めて、電話をかけると予想以上にすぐ出てくれる。
中務「もしもし」
『あ、中務さん...LINEありがとうございます、』
中務「...まだ事務所やろ？」
『すいません気づいたら寝てて...』
中務「危ないやつやなあ、ほんまに」
くすくす耳を擽る笑い声に私も思わず笑い返す。
『あの、りんごジュースって中務さんがくださったものですか？』
中務「......あー、うんそうそう」
『ありがとうございます！ちょうど喉が乾いていて、』
中務「嘘。...俺ちゃうよ。」
『...え？』
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ちょりこ(プロフ) - なかなか龍友の話が見当たらなくてのこのお話はとても面白かったです！ (2020年2月25日 8時) (
レス) id: 5d7662bc4f (このIDを非表示/違反報告)
る - すごく好きでした！ (2019年3月26日 10時) (レス) id: 00700fe21d (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - 全て読ませていただきました！ とても良いお話でした！！ (2019年3月25日 1時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
釈迦で~す推し。 - お久しぶりです。 もう、涙が止まりませんでした。 とにかく裕太君が優しすぎて、龍友くんが切なすぎて… 色々言いたいことはありますが、こんなにも最高の作品を書いてくださりありがとうございました! (2019年3月17日 1時) (レス) id: ec1ebb61a0 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんあや(プロフ) - 最っ高によかったです！forYou…も大好きな曲だし龍友くんも大好きだし、なにより裕太くんの優しさに持っていかれそうになりました笑 (2019年3月12日 23時) (レス) id: 9e0d1bf52d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵子
| 作成日時：2019年2月23日 21時
