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『あ、龍友くんこれ...』

百々野「龍友さんっあの、」


「なにA〜」



百々野「えー、私は無視ですかっ!」

「...Aー」

『え、あ、うん?』




狙っているのかそうではないのか知らないけど

私が龍友くんに話しかける度に遮られる。


でもそれを聞き逃さず、龍友くんは返事をしてくれた。




女の子は恋をすると可愛くなるって言われてる。

確かに言われてるんだろうけど、時に恐ろしくもなるんだよ。


ヤキモチ、怖いね。




「百々野さーん、ちょっと来て。」

百々野「はーいっ」



「やっといなくなった...」




別の指導の方に呼ばれた百々野さんは楽屋を出ていった。


その途端龍友くんはがっくりと肩を下ろす。

かと思えば私に抱きついてきた。




『え、どうしたの...?』

「充電。」

『充電、?』


「あいつ鬱陶しいんやもん、Aが足りへん。」




溜息を吐きながらぎゅぅっと強く抱きしめられる。

...少しホッとした。



もしこれで龍友くんが嫌がってなかったら、私の入る隙間がない。

亜嵐くんの言う通りなのかな。





「なんか今日大人しいな?」

『...嫌じゃないもん、龍友くんのこれ。』

「は、」




「そういうの可愛いから勘弁してや...。」






珍しく耳を赤く染め上げている龍友くん。


今回は私の勝ちでしょっ







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斐禄 - 最高すぎます……(語彙力) (2019年10月18日 18時) (レス) id: 8cbbf12531 (このIDを非表示/違反報告)
Yuu(プロフ) - 続編お願いします!笑 (2019年1月19日 11時) (レス) id: eb6070b8e6 (このIDを非表示/違反報告)
萌夏(プロフ) - 面白かったです!続編書いて欲しいです! (2018年8月28日 18時) (レス) id: 477e912728 (このIDを非表示/違反報告)
- 最高でした!龍友くんメインのお話でこんなにきゅんきゅんするのは初めてでした!ありがとうございました! (2018年5月13日 17時) (レス) id: 563bc38863 (このIDを非表示/違反報告)
葵子(プロフ) - 凛々さん» コメントありがとうございますっm(_ _)m嬉しいです!(;Д;)(;Д;) (2018年4月5日 14時) (レス) id: 6b76cfea77 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葵子 | 作成日時:2018年2月13日 19時

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