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「それじゃあ、こちらも！頼むわよ、フシギバナ！」
「フシギバナ…？！」
宣言通りモンスターボールから大型ポケモンであるフシギバナを出すと、フシギバナは地を這うような声で鳴き、男二人もフシギバナの姿をみるなりたじろぐ様子が分かった。
「ふ、ふーんフシギバナなんて中々恰好いいの持ってるじゃねぇか」
「誉めてくれてありがとう？」
愛称を考えるとあくタイプの対抗馬は――よし、もう一匹はあの子にしようか。そう心に決めてベルトに下げた自身のモンスターボールに手をかけた刹那、背後から私の手首が掴まれた。
まさかこんなところで男たちの仲間が？！そう驚きのあまりに肩がびくりと飛び跳ねるのだが、
「もう一匹はおれが出しますよ」
背後から響く声は聞き覚えがある、ああ、この声は――。
「ネズさん…？」
「ネ、ネズ…！！？」
「な、なんでここに」
「何でここにって。ここはスパイクタウンのまどなりですから、いることもありますよ」
相変わらずネズさんは猫背だ。
しかし、まさかまさかのジムリーダーの登場に驚きを隠せないのは私だけではなく男たちも同じようで、フシギバナを見たときよりもたじろいでいる。
ネズさんは眉間に皺を寄せるとモンスターボールを一つ取り出し、男たちへと視線を向けた。
「そんなことより、おれの妹に手を出したこと――後悔してもらいましょうか。」
続く (更新停止中)
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モモ - ネズさんまだかなぁ〜 (2020年1月1日 12時) (携帯から) (
レス) id: 28273e2d77 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - かっちゃんさん» ありがとうございます！ゆっくりではありますが楽しく書きたいと思います^^ (2019年12月30日 23時) (レス) id: 72a7a46fdc (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃん(プロフ) - すごく読みやすいです！！！更新､楽しみにしてますね！！ (2019年12月28日 20時) (レス) id: 17dcb00d4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青 | 作成日時：2019年12月24日 13時
