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14.〃 ページ14

「――と、彼女はこう言ってるけど?」

思わず目線がきつくなるのは許して頂きたい。
言いながら少女の手を取り自分の方へと引き寄せて、自分の後ろへと隠すと男たちはにやにやと下世話に笑う。

「ツレないなぁ。あ、なんならちょーっと年上だけどお姉さんでもいいけど?」

「そうそう、お姉さんなんか勘違いしてるけど俺たち別に悪いやつじゃないしー」

視線が自身の胸に向かっているのが腹立たしいが、それ以上に彼らは引き下がる様子がないことに眉間に皺が寄った。

「……私も行く気はないのだけれど、もういいかしら。」

「えー、じゃあその子と遊ぶわ」

「………それはダメ」

「じゃあお姉さん♡」

こうなったら――アレ、しかないか。

「…………、……それじゃあポケモンバトルしましょうよ。」

「ポケモンバトル?」

「私が負けたらあなた達と一緒に行くわ。その代わりあなたたちが負けたら――」

「あー、いいからいいから、俺たち負けないし」

「お姉さんとなーにしようかなー」

もう勝った気でいるらしい。けたけたと笑う男たちは腰に下げたベルトからそれぞれ一つのポケモンボールを手に取ると、

「いけ!フォクスライ!」

「ゴロンダ、やっちまえ!」

とご自慢のポケモンを出してきた。
彼らもスパイクタウンの出身者なんだろうか。タイプがあくばかりなのが気になるところだが――、そうもいってはいられないらしい。

15:〃→←13.ネズさんは守りたいらしい。



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モモ - ネズさんまだかなぁ〜 (2020年1月1日 12時) (携帯から) (レス) id: 28273e2d77 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - かっちゃんさん» ありがとうございます!ゆっくりではありますが楽しく書きたいと思います^^ (2019年12月30日 23時) (レス) id: 72a7a46fdc (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃん(プロフ) - すごく読みやすいです!!!更新、楽しみにしてますね!! (2019年12月28日 20時) (レス) id: 17dcb00d4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年12月24日 13時

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