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「ふふ、それじゃあそろそろ種明かしかな」
「教えてくれ、どうして食べなかったんだ？」
「それは、ホップに甘えているからよ」
「え？」
予想外の答えだったらしい。
鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしている。
「ホップのことが大好きだから、一緒にじゃないと食べたくない…てきな？」
「え、えぇ？！！そんな…そんな理由だったのか？！…いや、でも確かにみんなに食べてほしくて、おれずっとポケモンにエサをあげている間はご飯食べてなかったんだ…」
でも、そんな理由で？
ホップはどこか信じられない様子だった。
「好きな人が美味しく食べてると、こちらも安心して食べられるし…ほら、ホップも一人で食べるごはんよりも、みんなで食べるごはんの方が美味しいでしょ？」
私は続けて呟く。
「ポケモンは人と同じようにそれぞれで性格も違うから、だからあり得ないなんてないんじゃない？私も一人で食べるよりも誰かと食べる方がすきだしね」
「確かに…うう、おれはそんなことも分からないなんて博士見習いすら失格だぁー！！！」
ホップはやっぱり真っ直ぐだ。
一つの失敗に落ち込む姿は兄ゆずりで、どこか懐かしくも思う反面、彼が真っ直ぐ育っていることに嬉しさも感じてしまうのは、彼が生まれたころから彼のことを知っているからだろうか。
――とはいえ、頭を抱えて自分を卑下するホップを放置するわけにもいかず、彼の口にまた一つポケモンフードを放り込み強制的に黙らせてしまおう。
「あのね、ホップ。研究ってトライアンドエラーの繰り返しよ？」
何度私も失敗したことか。
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モモ - ネズさんまだかなぁ〜 (2020年1月1日 12時) (携帯から) (
レス) id: 28273e2d77 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - かっちゃんさん» ありがとうございます！ゆっくりではありますが楽しく書きたいと思います^^ (2019年12月30日 23時) (レス) id: 72a7a46fdc (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃん(プロフ) - すごく読みやすいです！！！更新､楽しみにしてますね！！ (2019年12月28日 20時) (レス) id: 17dcb00d4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青 | 作成日時：2019年12月24日 13時
