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#37 ページ42

センラside


2階へ行き、少し人が少なくなったところでAちゃんは掴んでいた俺の手首をそっと離して、


貴「ご、ごめんなさい!!!」


と深々と頭を下げてきた。


「……え?」


貴「あれ、うらたさん…ですよね。周りにこたぬきっぽい方いましたし…。早く離れたかったですよね?!」



と、俺に聞こえる程度の小さな声で話す。、



「せ、せやけど…。」


貴「ほんとごめんなさい…。あと!手首急に掴んで引っ張ってすみません!痛くなかったですか?!」



そう言って俺の手首を気にしながら、頭をペコペコ下げる。



「………。ふふっ。」


「はははははっ!!」



貴「?!?!、?」




「ほんまかわええなあ…。平気やって。むしろありがとうな?俺あの時一瞬判断鈍っとったから、手ぇ引っ張ってくれて正解やわ。」



ほんまに可愛くて、数回しか会ってないのにこんなにも好きだと思うのは初めてだ。

Aちゃんにとって俺はどんな立場なんかな。


やっぱ推しなんかな…?



貴「可愛いはお世辞にも程があるので辞めてください…さすがに恥ずかしいというか…。あぁもう!い、行きましょ?!どこ行きたいんですか!!」



「いやホントのことなんやけどなぁ…。ああ、せやせや。Aちゃんって春ツどこ行くんやっけ??」



貴「あっ、えっと、両国の2daysです!!」


「おお!2日間!嬉しいわぁ…。服装とか決まってたりするん?」



貴「あっ。そういえば…今週末買おうって思ってたんです…明日買いにでも行きます…」



「いやいや!!俺に選ばせてや!その2日間!」



貴「……はぃ……。??、?!」

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あお(プロフ) - はじめまして。小説読ませて頂きました。すごく面白くてドキドキさせて貰いました。この先が気になってしまい楽しみで仕方有りません。これの他のメンバーの作品は有りますか?有ったら是非読みたいのですが?特に浦坂のが有ったら読みたいです。 (2019年6月11日 15時) (レス) id: 692ce0d98a (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - 志奈乃@リスラーさん» 意外だからこそ楽しめるかなと思いました♪これからもどうぞよろしくお願いします(*´-`*) (2019年6月7日 1時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
志奈乃@リスラー - 一目惚れするのがまさかのセンラさんでびっくり...最初夢主が一目惚れするのかと思ってたw (2019年6月6日 0時) (レス) id: 0f8bb6f46c (このIDを非表示/違反報告)
てろち - aonaさん» マジで死にますねΣd(゚∀゚d) (2019年6月4日 18時) (レス) id: 999d763a4b (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - てろちさん» これ書いてて想像してしまって、1人でにやけてしまいましたもん…。志麻さんの低音イケボはもう誰もがキュンと来ちゃいますよね! (2019年6月3日 23時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aona | 作成日時:2019年5月23日 5時

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