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センラside.
Aちゃんの家に上がってみたけどすごく綺麗に整理されていて驚いた。
女の子の家はこんな感じなんや……すげえ。
あのレストランと同じ、美味しいアイスコーヒーをいただいて、少し話して。
Aちゃんの支度が終わったら家を出た。
移動中は浦島の話をしたらたくさん笑ってた。
…かわええなあ。
呟いた一言は周りの交通網の音に掻き消される。
ショッピングモールに着くとAちゃんは不安そうな顔を浮かべて俺がセンラだとバレないか〜とか、無理してないかとか色々聞いてきた。
あまりにも可愛すぎて、優しすぎて笑っちゃった。
でもAちゃんと一緒にいることが何より楽しいって思ってるから無理もしてないし逆にこっちが無理させてそうで申し訳ない。
ショッピングモールの中に入ると思っていた以上に人が多かった。
(催し物か……?なんやろ。)
Aちゃんが隣にちゃんといるか、気にしながら進んでいくと、段々イベントの音が聞こえてくる。
(この声…)
背が高いから少し背伸びをして声のするほうを見ると。
う「いやあ〜確かにそうですよね〜」
(うらたんんんんんん?!!!)
(なんでおるんや!!?)
辺りを見渡すと、どうやら声優業の方のイベントらしい。
(確かにLINEのグルで言うてたな…忘れとった。)
改めて周りを見ると、うらたんの缶バやキーホルダーを付けていたり、イベントのグッズを手にしている人が沢山いた。
(…これは………久々にやばい気がしてきた)
そう考えると変な汗が出てくる。
それを不思議そうにAちゃんが見てくる。
貴「どうしました…?」
「んっ??あぁ、なんでもないで。ここ人多いし、他の階行こか。」
貴「?はい、っていうかこの声…」
あ、やっぱ分かっちゃうやんな…
貴「行きましょ?上の階」
「えっっ」
貴「ほら!行きましょ!」
そう言ってAちゃんは俺の手首を掴んで引っ張り、エスカレーターまで連れていった。
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更新大分遅れましたすみません…
ゆっくりになってしまいますがよろしくお願いします(T_T)
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あお(プロフ) - はじめまして。小説読ませて頂きました。すごく面白くてドキドキさせて貰いました。この先が気になってしまい楽しみで仕方有りません。これの他のメンバーの作品は有りますか?有ったら是非読みたいのですが?特に浦坂のが有ったら読みたいです。 (2019年6月11日 15時) (レス) id: 692ce0d98a (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - 志奈乃@リスラーさん» 意外だからこそ楽しめるかなと思いました♪これからもどうぞよろしくお願いします(*´-`*) (2019年6月7日 1時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
志奈乃@リスラー - 一目惚れするのがまさかのセンラさんでびっくり...最初夢主が一目惚れするのかと思ってたw (2019年6月6日 0時) (レス) id: 0f8bb6f46c (このIDを非表示/違反報告)
てろち - aonaさん» マジで死にますねΣd(゚∀゚d) (2019年6月4日 18時) (レス) id: 999d763a4b (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - てろちさん» これ書いてて想像してしまって、1人でにやけてしまいましたもん…。志麻さんの低音イケボはもう誰もがキュンと来ちゃいますよね! (2019年6月3日 23時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aona | 作成日時:2019年5月23日 5時