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#50 ページ9

Aside.


ちょっと遅いなあ…なんて思ってスマホの画面からお店の方へ視線を移す。


うん、まだ会計中みたい。

もしかしたら前にお客さんがいてレジを待ってた…とかかな?



そう思ってスマホに視線を戻す。



Limeを見ると、


瑠花 『A〜服買えた?どんなのか見せて?』



親友の志麻リス、瑠花からLimeが来ていた。


『1日目は花柄ロングワンピースに、2日目はゴリゴリの量産型』


そう送ると、すぐに既読がつき、


瑠花『え?は??ついにゴリゴリの量産型デビュー?それ、Aが選んでないでしょ。』


う、やはりバレてしまうか…


『選んだのは私じゃないよ、ちょっと色々あってさ。両国の時にこっそり話すね』



瑠花『はあ?今電話で聞いちゃダメなの?!気になるんだけど!!』



『いやいや笑 まだ外出中だし友達がいるから!』


瑠花『仕方ない!両国まで我慢するわ…』


『また後でLimeするね』



そう打つとスタンプが送られてきて会話は終わった。


親友だもん…言っておくべきだよな…多分後々になると面倒になりそうだし…。


そう考えていると



セ「お待たせ〜ごめんなあ、遅くなって」


「あっ、いえ!大丈夫です!」


セ「ん、、もう16時かあ…そろそろ帰る?」


「そうですね…」



もうそんな時間か…センラさん、明日はリハなのかな、そう考えたら少しでも早く解散した方がいいよね。



セ「よし、じゃあ帰ろっか」


「はいっ」



そう言って私達は駐車場に停めた車のところへ向かい、車に乗ると、浦島坂田船の曲を流してくれた。


Bluetoothを繋げてだからニコ動で最近の新作「誠」を流してくれた。


センラさんはそれに合わせて鼻歌て歌っていた。


はあセンラさんかっこいい……しんどい…
隣にいる……どうしよう…。

運転してる姿イケメンすぎて、眩しいです。



そんなこんなでいろんな曲を聴きながら帰ると家に着くのはあっという間。

車を降りて、

「本当に今日はありがとうございました!素敵な時間で、幸せでした。服も、本当にありがとうございます…!」



セ「ええってええって!来週の2日間、ちゃんと着てくるんやで♪」


「もちろんですっ」



そう言うとセンラさんは「じゃあまた来週〜」と言って、車を走らせて行ってしまった。



はあ…幸せすぎた…。

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設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船 , センラ   
作品ジャンル:恋愛
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ちょこ - とてもよかったです!その後話がもっと欲しい! (2019年12月8日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - さかたんがいいです! (2019年8月14日 8時) (レス) id: 1e074f746a (このIDを非表示/違反報告)
てるち。(プロフ) - aonaさん» ファイト!!!!! (2019年8月13日 11時) (レス) id: 65c4e0b590 (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - てるち。さん» らぶらぶなの作ってみる…笑 (2019年8月13日 11時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
てるち。(プロフ) - aonaさん» …分からん…(今俺の新作手こずってるから…(坂田さんメインのお話)待って本当に分からん) (2019年8月13日 10時) (レス) id: 65c4e0b590 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aona | 作成日時:2019年7月14日 22時

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