#番外編4 ページ40
瑠花 side
小説というのは早いものであっという間に週末です…
お気に入りのオフショルにショーパン。そして少しヒールのあるサンダル。もうちょっと暑くなってきたしね。
そしていつもより気合いの入れたメイク。
髪型はいつもは内巻きにして整えてるけど、ミックス巻きにしてみる。
うあ、似合ってるかな、。
Aによく言われる『推しの前では乙女。』
…………。自覚あるわ…。
そう考えながら今日の荷物をバックに詰める。
さて、集合場所である駅に向かおう。
………………。
駅に着いた。
えっと志麻さん………。
どこかな…?
周りをキョロキョロしてみる。
すると志麻さんらしきに人が柱に寄りかかっていた。
いた!
私は後ろに回って志麻さんを驚かすことにした。
「わっっっ!」
その声と同時に志麻さんの肩をトンッと手を置く。
し「うわっ?!」
志麻さんは肩をビクッとさせて目を見開いて驚く。
可愛いなあ…
「ふふっ、お久しぶりです」
し「もお〜ビックリさせんとってやあ」
そう言って私だったことにホッとする志麻さん。
し「今日の瑠花ちゃんなんか…可愛ええ」
「え…//」
会って急に言われるの心臓に悪い…
し「ふはっ、顔赤なっとるで〜?」
「や、やめてください!///」
志麻さんはいたずらしたみたいにニヤリとした顔をして私の顔を覗く。
自分でもわかる…今顔がすごく赤い。
だから見られないように顔を逸らしてみる。
し「ははっ…まぁええか、映画、始まっちゃうで?行こ行こ」
「はい!行きます!」
そう言って歩き出す志麻さんの隣に並んで歩いた。
映画館の中に入るといつものキャラメルのような甘い匂いが鼻を通る。
いい匂いだなって思いながら映画のチケットを買う。
し「ポップコーン食いたなってきたわ。笑」
「私も同じこと考えてました…。買いますか!笑」
し「よっしゃ!」
そう言ってフード関係の列に並ぶ。
週末。人が多い。更に店員は見事に初心者なのか、トレーニング中と書かれた名札が貼られていた。
こりゃあ10分は待つかな…
小さく溜息をついて、志麻さんを見ると、スマホに集中していた。
あっ、ゲームかな…?
チラッと我慢を覗くと、
モン〇トのホーム画面。
「し、しまさん!!!!」
志麻さんがモン〇トをやっている姿をこの目で見て嬉しくて声が弾む。
それとは逆に「うわぁ!?なんや!!」と志麻さんはこちらを見た。
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ちょこ - とてもよかったです!その後話がもっと欲しい! (2019年12月8日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - さかたんがいいです! (2019年8月14日 8時) (レス) id: 1e074f746a (このIDを非表示/違反報告)
てるち。(プロフ) - aonaさん» ファイト!!!!! (2019年8月13日 11時) (レス) id: 65c4e0b590 (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - てるち。さん» らぶらぶなの作ってみる…笑 (2019年8月13日 11時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
てるち。(プロフ) - aonaさん» …分からん…(今俺の新作手こずってるから…(坂田さんメインのお話)待って本当に分からん) (2019年8月13日 10時) (レス) id: 65c4e0b590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aona | 作成日時:2019年7月14日 22時