ラブラブカップル 白(リク) ページ26
愛河さんからのリクエスト。
side 黒
一人でスマホゲームをしている俺の目の前に居るのは、いちゃいちゃしているラブラブカップル。
二人で小さなスマホの画面を覗き込んでは、目を合わせてにこにこ。
白「あ、このときの阿部ちゃん可愛い。」
緑「えー?ありがとう。あ、このラウ、かっこいいね。」
白「やったぁ。阿部ちゃんに誉められちゃった。」
お互いに誉めあっている姿はなんとも微笑ましいが、なんだか間に割り込んで邪魔したくなる。そんなことをしたら、俺の命はないんだろうけどね。
たぶん、昨日康二から送られてきた写真を見てるんだろうな。阿部ちゃんもラウもたくさん写ってたし。
白「ね、めめ。この阿部ちゃん、可愛いと思わない?」
黒「え?あぁ、うん。」
白「だよねー!めっちゃ可愛い。あ、取っちゃダメだから!」
急に俺に向けられた言葉に驚いて顔をあげれば、よく見ろ!と言わんばかりに近くにある画面に、口の端にクリームをつけたまま上目遣いにカメラを捉える阿部ちゃん。
恥ずかしいから、と照れている阿部ちゃんと、いいだろ。とドヤ顔しながら肩を抱き寄せるラウ。
はいはい、自慢ね。俺の彼女、こんなに可愛いんだぜ!っていう高校生がしたがるあれね。
羨ましすぎて、ヤバいんだけど。もう何年もその自慢してねぇわ。
白「阿部ちゃん、大好き!」
緑「んふふ、ありがと。俺も大好きだよ。」
ぎゅーっと抱きつくラウの頭を撫でながら、ほわほわ微笑んでいる阿部ちゃんは、なんだか余裕たっぷりに見えた。
でも、本当は、ラウが首筋にキスしてるとき、耳が赤くなってるから、多分全然余裕はないんだろうな。
桃「佐久間さんのだったのに、」
紫「同期が、息子が、」
めっちゃちっさい声で俺の両隣でぶつぶつ言っている二人を慰める係は、どうやら俺らしい。みんな、見てみぬふりをしている。
仕方ないから、今回だけは慰めてあげようかな。なんか、俺も誰かといたい気分だし。と二人をご飯に誘えば、きらきらとした目を向けられて、大変なことになるかもしれない。という予感がした。
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葡萄 - 雪男のお姫様のパスワードおしえてください (2022年2月23日 21時) (レス) id: 02f8958579 (このIDを非表示/違反報告)
青緑(プロフ) - airiさん» 『リクエストについて』にも書かせていただきましたが、ただいまリクエスト受付を停止しております。ですから、せっかくいただいたリクエストですが、お断りさせていただきます。これからも頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。 (2021年8月13日 17時) (レス) id: 1ed3f7c2fe (このIDを非表示/違反報告)
airi(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく読ませてもらってます!リクエストなんですけど、前の、兄弟に愛されすぎて困ってますって作品の続編って書いてもらうことは出来ますか? (2021年8月13日 9時) (レス) id: 496098c2f3 (このIDを非表示/違反報告)
青緑(プロフ) - ことねさん» それでしたら、一度作者のボードまで来ていただけるとありがたいです。お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。 (2021年8月7日 21時) (レス) id: 1ed3f7c2fe (このIDを非表示/違反報告)
ことね(プロフ) - コメント失礼します。パート位置から読みたいのでパスワード教えていただきたてきたいて゛すヒントは読んだのですが難しい方よくわからないです、、 (2021年8月7日 3時) (レス) id: 23425c663f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青緑 | 作成日時:2021年5月30日 0時