No,24 ページ25
tn「マジでどこ行った……」
あれから約数十分。
一向にAが見つかる気配がなく、一同は体力と希望だけが奪われていった。
tn「クソッ…俺がちゃんと見てれば…」
gr「トントンは悪くないぞ。」
tn「グルさん…!?」
近くでいきなりグルッペンの声が聞こえたことに驚くトントン。
gr「Aは絶対どこかにいる。鍵は閉まっているから、外には出れない。」
tn「そう、やけど…」
gr「いいか?あまり自分を責めるな。」
tn「…わかった」
zm「A、どこ行ってもうたんや…」
rb「マジで見つからん…」
探しても探してもただ時間が過ぎていく。
rb「もう体力が…」
そう言いかけた時だった。
『…あう』
「「!?」」
どこからかAの声が聞こえた気がした。
zm「A!?居るんか!?」
rb「どこやー!!Aーー!!!」
『うい…?』
zm「!また聞こえたで!?」
rb「どこに居るん!?」
『あう…?』
良く耳を凝らして二人はAの声を聞く。
zm「…あ、居った!」
ゾムが指差す先に、確かにAはいた。
いたにはいたが…、
rb「ここ、どうやって行ってん……」
Aはロボロの身長では確実に届かない高さに居た。
zm「A、こっちやで。そこは危ないからこっち来てや。」
『……う、うぅ』
降りるのが怖いのだろうか、ゾムが手を伸ばすも、
Aは中々降りようとしない。
rb「A戻っておいで!落ちたら怪我するで?」
zm「A…、大丈夫や。俺が受け止めたる。」
『……』
sh「ロボローー!!!見つかったか!?!?」
『!?』ビクッ
rb「A!?」
sh「え…?」
突然のシャオロンの声に驚いたAは、そのまま足を踏み外した。
ポフッと音がした時には、Aはゾムの腕の中にいた。
zm「ほら、ちゃんとキャッチしたやろ?」
rb「あーホンマに良かった……」
sh「見つかったんやな……良かったわ。」
『……?さおえん??』
sh「もう、どこ行っててん…、探したんやで?」
『……?』
zm「ホンマに、」
Aが無事で良かった。
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兎ノ助 - 可愛い。好き。いいとこいっぱい。 一位にな〜れ! (9月26日 20時) (レス) @page20 id: 0423cd7255 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - すき (8月8日 4時) (レス) @page36 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
えま(プロフ) - ラム猫。さん» めっちゃお気に入りです!頑張ってください! (2022年3月31日 21時) (レス) id: d04fbe416d (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - えまさん» 大丈夫ですか?w気に入って貰えたようで良かったです!! (2022年3月31日 21時) (レス) id: 5e1f6a416b (このIDを非表示/違反報告)
えま(プロフ) - えっ。すk(((殴 (2022年3月31日 21時) (レス) @page20 id: d04fbe416d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラム猫。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen/tools/items.php#
作成日時:2022年3月13日 20時