捨て子を幸せに【d！】 (ページ3)

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gr「……あいつら、遅いな。」

tn「帰ってきたら尋問しないとダメですかねぇ」

トントンを見て、一同は苦笑いを浮かべる。

そんな会話をしていると、扉が勢いよく開いた。

kn「トントーン！大先生達帰ってきたんやけど…」

tn「さて、始めますかー」

kn「いやそれが…」

コネシマの言葉を無視して、トントンは部屋を出ていく。
代わりにグルッペンが質問した。

gr「どうした？」

kn「いや帰ってきたには来たんやけど、…」

zm「やけど？」

kn「ちょっと連れがいるっていうか…」

sh「連れ？？」

gr「ふむ、俺達も行ってみるか。」

tn「こんな時間まで何してたんですかねー」

ci「あ、トントン…」

tn「怒られたいんですk」

「「「しーー」」」

tn「…？」

喋っているトントンに、軍団は人差し指を立てた。

ut「起きてまう。もうちょいボリューム下げてトン氏。」

tn「起きてまうって何が…」

gr「大先生、何を連れて帰ってきたんだ？」

tn「グルさん…」

トントンの後ろからみんなが軍団を覗き込んでいる。

sp「この子っすよ。」

そう言ってショッピは自分が抱き抱えている者を見せた。

rb「なっ！？」

ht「こ、こども…？」

os「かわいい〜♪」

ショッピの腕の中で、小さな赤ちゃんがスヤスヤと眠っていた。

それを見て驚く者が多数だった。

sh「この子どうしたん…!?」

sp「路地裏で見つけたんですよ。多分、……捨て子っす。」

ut「あんな雨の中、ほっとけんくてな…連れて来てもうたわw」

zm「はえー……かわええやん。」

gr「名前は何だ??」

ci「おそらくAです。そう書いてある紙がこの子と一緒に入ってたんで。」

チーノは一枚の紙を見せる。

tn「とりあえず神のとこ連れてった方がええんちゃうか。」

gr「そうだな。ずっと外にいたのなら、体調に変化があっても可笑しくないからな。」