No,10 ページ11
gr「思ったんだが…モグモグ」
tn「ん?何??」
gr「Aが来てからどのくらい経つ?モグモグ」
tn「ちょうど一週間ですねぇ」
gr「Aが笑っているところを見たことが無いのだがモグモグ」
tn「そりゃあまだ小さいし、しゃあないんちゃう?」
『…?』
gr「そんなもんなのか?モグモグ」
tn「ああ、だから…… 」
tn「Aの前で食べながら喋るな。Aが覚えるやろが。」
gr「無理や」
tn「あ?」
gr「すまん…」
tn「これだから笑わないんやぞ。」
gr「ぐぬぬ…」
グルッペンがケーキを口に運び食べるまでの動きを、Aが目で追っている。
gr「…食べたいか?」
『…うあ』
手を伸ばすAにケーキを運ぶグルッペン。
それをトントンが取り上げた。
gr「ああー!!俺のケーキが!!!」
tn「Aに食べさせるバカがいるか。」
gr「食べたそうにしてたじゃないか!!」
tn「生まれたばかりの赤ちゃんにケーキを食べさせようとするお前の思考はどうなっとるんや。」
『あう…あい…!』
tn「すまんな、食べさせられんわ。もうちょい大きくなったらな?」
『…』
tn「ほら、代わりのミルクやで。」
ミルクを差し出すと、Aは目を輝かせてそれを受け取った。
gr「なぁトントン。もうケーキを返してくれても…」
tn「その机の上に乗っている書類終わらせたらな。」
gr「なっ!?話が違うゾ!!」
tn「誰がいつ返すって言った?」
gr「……っ」
tn「ほなA、グルさんの邪魔になるから行こか。」
トントンは、ミルクを飲んでいるAを抱き上げる。
gr「何もAを連れていかなくてもいいだろ!」
tn「Aの面倒は俺が見るから安心して作業をどうぞー」
gr「ちくしょう…(泣)」
『うい…?』
tn「かわええな〜、俺の部屋でゆっくりしよか!」
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兎ノ助 - 可愛い。好き。いいとこいっぱい。 一位にな〜れ! (9月26日 20時) (レス) @page20 id: 0423cd7255 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - すき (8月8日 4時) (レス) @page36 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
えま(プロフ) - ラム猫。さん» めっちゃお気に入りです!頑張ってください! (2022年3月31日 21時) (レス) id: d04fbe416d (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - えまさん» 大丈夫ですか?w気に入って貰えたようで良かったです!! (2022年3月31日 21時) (レス) id: 5e1f6a416b (このIDを非表示/違反報告)
えま(プロフ) - えっ。すk(((殴 (2022年3月31日 21時) (レス) @page20 id: d04fbe416d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラム猫。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen/tools/items.php#
作成日時:2022年3月13日 20時