40、みんなと一緒に ページ40
【コネシマ】
着いてきてと言われ、案内された部屋にはソファーとテーブルが並んでいた。
俺らは黄色い奴らの向かい側に座った。
Aはというと、当たり前のように俺の膝の上に乗っている。
pn「まず自己紹介から……俺はぺいんと。この国の総統をしているよ。」
sn「僕はしにがみです！ゾムさんは知っていると思いますが。」
kr「俺はクロノア。しにがみ君と同じ幹部をしてる。」
三人の自己紹介が終わると同時に、俺は軽く頭を下げておいた。
pn「まずはロボロを助けてくれてありがとう。本当に感謝しているよ。」
kn「別に助けてないわ。勝手にこいつが着いてきて……」
rb「な！？お前が声掛けたんやろ！！」
ピリピリする俺らを大先生が宥める。
pn「あははwまあどっちにしても、ロボロは無事なんだから礼は言わせて。」
kn「……ん。」
pn「コネシマ君の話は、鬱くんからある程度聞いてる。そこでなんだけど、…」
kn「断る」
pn「まだ何も言ってないよw」
kn「どうせ、ここに住まないかって言うんやろ。」
pn「……！？」
その反応、図星だな。
ここまでの流れから、大体話の内容は分かっていた。
kn「俺は人を信用するのはとうにやめた。それに、Aと二人で幸せに暮らすのが俺の願いやから。」
kr「二人で、かぁ……」
俺はAが安心して暮らせれば、Aと二人で過ごせれば、それでいい。
他は何も求めない。
ut「シッマ、俺はここに住まわせてもらうべきやと思う。」
kn「は、？何でや。」
ut「ええか？一番大切なのは生きること。お前が自立したところで、命の保証は誰がするんや。」
kn「そんなん自分で……」
ut「言い方を変えるな。」
ut「Aちゃんを一人で守れるって言い切れるんか。」
kn「……」
ut「今だけでもいい。一回、ぺいんとさん達を信じてみようや。」
…………俺はやめた。人を信じることを。
今まで信じてきて、録なことが無かった。
なのにもう一回信じろって？そんなんできるわけ……
『お兄ちゃん』
kn「……何や？」
『Aはみんなと一緒がいい。』
kn「分かるけどな？せやけど、」
『ダメ…？』
kn「……」
そうか。
こいつらから離れたら、Aが悲しむんか。
Aの願いはできれば叶えてあげたい。
kn「……分かったわ」
sn「お！？」
kn「せっかく部屋用意させて貰ったんやし、しばらくはここに留まる。」
『ありがとう、お兄ちゃん！』
kn「うん、ええんやで。」
やっぱり笑っているAが好きだ。
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ラム猫。(プロフ) - 無能のえび?■さん» ありがとうございます〜！続編も予定してますので、これからもよろしくお願いします！ (2022年7月2日 22時) (
レス) id: c5599bddd6 (このIDを非表示/違反報告)
無能のえび?■(プロフ) - めちゃくちゃこういう話好きです（唐突な告白）応援してます！！ (2022年7月2日 21時) (レス) id: 1a63966cd0 (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - 翔星さん» コメント、ありがとうございます！これからも頑張ります！提案とは何でしょうか？ (2022年2月23日 17時) (レス) id: d966995688 (このIDを非表示/違反報告)
翔星 - わぁ、すごく良い小説ですね！ …提案なんですけど、っていうのはどうでしょうか？ これからもがんばってください！ (2022年2月23日 17時) (レス) id: 0bc9a44903 (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - 猫さん» 盛りだくさんの誉め言葉、ありがとうございます!!これからも更新頑張っていきますので、もっと心臓に矢を刺される覚悟をしてください!! (2022年2月18日 16時) (レス) id: 7f9f611098 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラム猫。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoiwrwrd4/
作成日時：2022年1月23日 21時
